フーガはユーガ

伊坂幸太郎 / 実業之日本社
(163件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
44
59
36
4
0
  • かなしくて、でも、ほほえんで...

    なーんて、カッコいいタイトル付けちゃって、とお思いになるでしょうね。でも他に言いようが思いつきません。伊坂さんの作品に通低するこの読後感。
    今回も私、やっぱり泣きながら微笑んでいます。

    投稿日:2018.12.17

  • 待ってました

    あれだけ多作だった作家さんが1年も空いたものだから,心待ちにしていて,一気に読みました。

    フーガとユーガは主人公の双子の名前。ある日,二人の間に驚くべき現象が!
    この「個性」をもとに話しが展開していきます。誰しもこんなことができたら良いなと思ったことがあるかもしれませんが,いざとなったらどうなるだろうかと。

    ただ,彼らやその周囲の人達の置かれた劣悪な環境は,物語の最後まで引きずられることになるので,ちょっと嫌な感じがすることは覚悟してください。
    ただ,物語の最後は心温まるものではあるとは思います(一応)。

    最後に以外な人が活躍したりと,この作家さん特有のテイストがふんだんに盛り込まれていて,満足感があります。ただ,今回も(私の好きな)魅力的な女性がでてこなかったのが残念ではありますけど。
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    投稿日:2019.01.06

  • 重くて暗くて、明るくて軽い

    読み始めた瞬間から、もう止められませんでした。一気読みです。悪でも善でもなく正義だと思うけど、押し付けがましくなく。切なくて胸が痛くなるけど、あたたかくなる。ユーガの語りで最後まで進んで行くので、もしかして最後のどこかに救いのトリックがあるのか?とあちこち探してしまったほどでした。続きを読む

    投稿日:2019.03.07

ブクログレビュー

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  • あぁ、この感じ。伊坂さんだって思った。
    途中、辛い描写とかもあったけど、畳み掛けるように最後に繋がっていく感じ、これこれって思った。
    突拍子もない双子だけど、この二人は正義の味方だ。

    投稿日:2019.03.17

  • 身体入れ替えがブームになって、もしそのカテゴリーで面白いを作ったら選ばれるであろう物語。
    伏線も回収してます。
    本屋大賞ノミネート

    投稿日:2019.03.17

  • 誕生日にだけ2時間に一回ずつ瞬間移動のように身体が入れ替わる双子、優我と風我。
    彼らは幼少の頃から暴力を振るう父親と、無関心な母親の元で暮らすしかなかった。
    彼らは成長する中で許しがたい悪と関わりを持っていく。
    しかし出会うのは決して悪人だけではなく、何より優我には風我が、風我には優我がいたのだ。

    伊坂作品には読んでいるだけで、どうして良いのか分からなくなるような「悪」が度々登場する。
    この作品でも「体の内側にぞわぞわと虫が這うような気持ち悪さ」に私達は襲われることになる。
    それでも私達は読み進める手を止めることはないだろう。
    「面白い」という言葉では表せない。それでも目を背けずにいられるのは作者のさすがのバランス感覚と言うべきだろうか。
    虐げられる者と、彼らが抵抗しようのない悪がいる。悪を懲らしめるヒーローはいない。しかしこの物語に絶望は似合わないのだ。
    続きを読む

    投稿日:2019.03.16

  • このレビューはネタバレを含みます

    過去を語る話から現実に繋がり、怒涛の展開に一気に結末まで読んでしまった。
    切なくやりきれない場面が続くけど、それでも最後は優しい、伊坂さんらしい話だったと思う。

    長らく伊坂さんの作品を読んでいると、肝になる部分がなんとなくわかってくるのだけど、それがはっきりとわかったときの感動がまたいいのです。

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    投稿日:2019.03.15

  • 伊坂幸太郎。鮮やかに伏線を回収する彼の小説には脱帽する。伊坂幸太郎の勢いのある小説は、いつも私たちにありそうでない現実を見せてくれる。グラスホッパーでは日常に紛れている殺し屋たちを、終末のフールでは隕石の不安に怯えながらも平穏な日常を送ろうと頑張る市民たちを。今作では双子、という、知り合いに1組くらいいるありふれた存在を描いている。異常性癖、DV、殺人事件、彼の小説で描かれるグロテスクな描写は非現実なことでも現実に思わされてしまう。ある双子の生い立ちを語りだすことから始まり物語はどんでん返し。少し不運な双子が送る、少し切ない心温まる小説です。続きを読む

    投稿日:2019.03.15

  • このレビューはネタバレを含みます

    「フーガとユーガ」ではなく「フーガはユーガ」。
    父親から虐待を受け母親にも捨てられた双子の兄弟風我と優我は、誕生日に二時間おきという条件のもと、瞬間移動で入れ替わることができる。この能力を使って、自分たちを、自分たちの愛する人を守るため、悪に立ち向かっていく。
    優我のものとに跳んできた風我の最後の瞬間移動には、泣けてしまった。
    「俺の弟は、俺よりも結構、元気だよ」

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    投稿日:2019.03.12

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