MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

日高 洋祐, 牧村 和彦, 井上 岳一, 井上 佳三 / 日経BP
(31件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
8
17
5
1
0

ブクログレビュー

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  • Junichi Ito

    Junichi Ito

    MaaSについての本。

    MaaSはサービスのひとつであるので、
    当然、その地域の人間のwant,tobeが絡んでくるはずである。
    当書では、シームレスな移動、決済など「便利になること」が多数書かれていた。それはそれで素晴らしいことですが、結局、目的のレイヤーが低いまま終わってしまった印象があります。
    MaaSの達成の先に何を睨むのかが不明でした。

    あるいは、素晴らしい移動手段があったとしても、移動したくなるような街でなければそれは意味がないのでは?と地方都市の現状を聞いて感じた。
    MaaSですら駆け出しの状況の今、最終的にスマートでセクシーな街になる日はかなり遠そうであると認識した。

    私のようなコンサルトにとっては、モノのサービス化の目的を改めて考えることができたので、本としては素晴らしいものであると認識している。
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    投稿日:2020.07.17

  • 恭平

    恭平

    このレビューはネタバレを含みます


    Chapter1モビリティ革命「MaaS」の正体

    Chapter2 なぜMaaSのコンセプトは生まれたのか?


     フィンランド アプリ「ウィム」

     公共交通の補助金を見直し、MaaSに投資
     あらゆる交通手段を組み合わせていかに提供するか

    Chapter3 日本におけるMaaSのインパクト

      MaaSとまちづくりの連携が意識されているのが未来投資戦略2018の特徴

      ファスト風土 ロードサイドに広がる均一な光景

      車前提の社会→高齢化で対策が求められる
      クルマがなくても困らないまちに

      都市部としては、公共交通の使い勝手を高めるためにMaaS導入が必要

      MaaS導入による移動ビッグデータが街を変える
      MaaSは地域に資金を還流させる
      MaaSは日本の観光振興を支える
       訪日外国人は「映画・アニメゆかりの地の探訪」など二回目以降日常的な体験を求めている

     3 個人の生活は低コストでスマートに
      シームレスで効率的な移動体験をもたらす
      免許がなくても困らない暮らしがもたらされる

     4 国家としてのMaaS戦略の必要性
      モノづくりから一気通貫のMaaSエコシステム

    Chapter4 「新モビリティ経済圏」を制すのは誰か?
     豊田市 トヨタ主導
     小田急電鉄
      グループの強み生かす「私鉄版MaaS」
     4 自治体&MaaS
      ロサンゼルス市
     5 通信サービス&MaaS
      ソフトバンク
      NTTドコモ
     6 ナビゲーション・地図&MaaS
      Google
      SkedGO

    Chapter5 プラットフォーム戦略としてのMaaS

    Chapter6 テクノロジー戦略としてのMaaS

    Chapter7 MaaSで実現する近未来のスマートシティ

    Chapter8 産業別MaaS攻略のアクションプラン

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.07.05

  • 佐々木城光

    佐々木城光

    MaaSの基礎的な知識が網羅されている良書。
    さらに、今後の各産業への影響、著者らのアイディアも記載があり勉強になる。

    個人的に、自動運転が普及した後のメンテナンスの大切さに触れている点が印象に残った。高度な技術を搭載した車が増えるほど、整備の難易度は上がり、人材の確保が難しくなる。
    現状、車の整備は人気のある業界ではないので、今後確実にMaaS進展のネックになるだろう。
    だからこそ、メンテナンス関連は人手不足解消に躍起になっているし、知識を持った人が重宝される。

    IT関連が花形になってきて久しいが、これからは“自己研鑽に励むブルーカラー”の市場価値が高騰するのでは?と考えている。

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    投稿日:2020.05.28

  • mr.takai

    mr.takai

    持続可能な社会を維持/構築するために何を再定義していくか、いま自動車産業に携わる中で大きなヒントを得られた。「社会問題を解決する」ことを深掘りする先に大きなチャンスが訪れる可能性が高い。

    投稿日:2020.05.21

  • matttttsun

    matttttsun

    「移動を運ぶ側の視点で見るか、動く側の視点で見るか」
    「交通の世界では利用者のニーズよりも、提供者の都合が優先されがち」

    投稿日:2020.05.10

  • ogata08

    ogata08

    結局のところMaaSってなんなの?何をもってMaaSなの?ってのを説明できるようになりたいなと思って購入。
    日本市場でMaaSの実現に向けて、プレイヤーとして活動するMaaS Tech Japan社長の日高氏と、その他3名による共著。(ただし、本著の中でMaaS Tech Japanについては触れていない点は好感)

    MaaSはレベルが4段階ある。各交通手段が全く連携していないのがレベル0。Uberなどは新しいモビリティサービスではあるが、他と統合されているわけではないので、それだけでは電車やバスと変わらない、レベル0だ。
    レベル1は、情報が統合されている段階。GoogleマップやNAVITIMEのように、電車、バス、タクシー、徒歩などを横断的に最適なルートを案内してくれたり。
    レベル2は、予約や支払いも統合されている段階。日本ではまだ一部実証実験が行われているレベルだが、海外ではルートを選ぶと特急の指定席を予約とタクシーの配車を合わせてできたり、同じアプリで支払いまで完結することができるようになってきている。(ここまで来ると、なんかMaaSっぽいなと感じる)
    レベル3まで来ると、すべて引っくるめた単一のサービスとしてパッケージ化されて、例えば月額○万円という定額で、鉄道、バス、近距離タクシーが使えるようにやる。これはフィンランドのwhimが実現している。(ここまで来ると、なるほど、これでこそMaaSだなと感じる)
    レベル4は、社会目標との統合され、スマートシティのコンセプトとも一致すると言う。これはまだ世界でも実現されていないけど、例えば、MaaSの実現によりマイカーが少ない前提で、パーキングが少なく、歩行者専用道路などを中心に構成された街作りなどだ。

    本著ではコンセプトだけでなく、世界中のプレイヤーがどのような動きをしているかも解説してくれている。
    当然MaaSの世界は日々進歩しているが、その後の状況は2020/3に発刊された続編『Beyond MaaS』で書かれているのだろう。
    続きを読む

    投稿日:2020.03.22

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