【感想】武器になる思想~知の退行に抗う~

小林正弥 / 光文社新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ヒョニョ

    ヒョニョ

    読みやすく、バランスのとれた思想の解説書だと思う。

    コミュニタリアニズムについて、もっと知りたくなった。

    投稿日:2022.01.18

  • 有井 努 Tsutomu Arii

    有井 努 Tsutomu Arii

    日本の政治や主義主張を考える時に。思想は
    重要なよりどころになります。

    何となく「思想」と聞くと、イデオロギー的
    な感覚を持ってしまい、身構えてしまいますが
    この本では一つ一つの思想と言いますか、そ
    考え方がどういうものなのか丁寧に語られて
    いて、非常にわかりやすいです。

    自分の考えの柱となる思想は何か?を導いて
    くれる一冊です。

    例えば政治における政党名について、こう語って
    います。

    『最近の政党名はポピュリズム的に、イメージが
    政党名になっています。
    ただ立憲民主党は「立憲主義」と「民主主義」
    というイズムを表しています。つまり理念が
    明確であるがゆえに多くの指示を得たのだと思う』

    どうでしょうか。
    考える指標になる気がしませんか。
    続きを読む

    投稿日:2020.05.08

  • rego0125

    rego0125

    政治思想というと堅く聞こえますが、「右と左」「社会主義と共産主義」「自由主義と民主主義」といった、知っているようで実はよく解っていないものについて、質問&回答形式で読みやすく書かれています。各思想の位置付けを表した図が幾つが挿入されていて、とても解りやすいです。最後には、コミュニタリアニズムという、右でも左でもない、著者が理想としている思想について述べられています。
    図書館で借りましたが、購入して手元に置いておきたい本だと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.29

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