【感想】夢探偵フロイト -てるてる坊主殺人事件-

内藤了, syo5 / 小学館文庫キャラブン!
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
3
9
6
0
0

ブクログレビュー

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  • かえる

    かえる

    このレビューはネタバレを含みます

    2024.4.7再読。前回はオーディオブックだったので、今回は紙の本にて。
    音で聴いていたときは、なんだか翠の見ている悪夢の話と、てるてる坊主殺人事件の話が繋がっているはずなのにばらばらに思えてしっくりこなかったけど、今回本で読んでとても納得できた。
    カスミや翠が思うあかねへの気持ちはよくわかる。いらつくしなんでこの子がと思うけど、そう思いつつも羨ましいとか好感はけっこうあって、その矛盾にまたいらいらするんだろうな。みんないい子だ。
    犯人はとてつもなく気持ち悪かったけど。殺した子の持ち物で人形を作る…むしろ人形を作るために殺す?なんて気持ち悪い以外のなにものでもないような。
    メインのはずのフロイトの存在がいまいち薄いとは思うけど、それはそれでけっこうありな気もする。

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    投稿日:2024.04.07

  • まっちゃん

    まっちゃん

    髪の毛が剃り上げられた女性の溺死体が神田川で発見されるところから始まる。いきなり題名の回収だろうか?サイコパスによる猟奇的殺人の匂いがプンプンする。

    ロリィタ服って暑いそうだ。ということで、人形関連なんだろう。あかねは似合いそうだ。

    フロイトがなぜ夢を究明しようとしているかの理由が少しだけわかる。夢が人を殺すとは、どんな状態なのかも・・・。実験で悪夢の睡眠調査をする夢科学研究所の三人、初めてスポンサーがついたが、それがどう関わるのかという点も構成として面白かった。また、猟奇的殺人と悪夢がどう繋がって行くかも読みどころであった。睡眠不足による睡眠障害も現実の事であり、事実が盛り込まれているので、怖さが強調されている。

    ライトな感じで、ヘビーな事件を扱い、あかねの明るさとおバカさが微笑みを与えてくれる。読みやすい娯楽シリーズだと思う。アクセントとして高山啓治刑事が前作から登場しているが、この名前を見ると我が家でも長野から取り寄せた七味缶を思い出す。
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    投稿日:2023.12.19

  • ポム

    ポム

    快眠枕の使用データを取る名目でモニターを実施する中多数者に悪夢を体験している現象が起きた・・・・
    悪夢は伝染するのか?なお話。

    投稿日:2023.11.05

  • ゆふぃ

    ゆふぃ

    このレビューはネタバレを含みます

    いやぁ、おもしろい。好きだわー。
    マイペースでちょっとアホの子で、でも善良なあかねがなんだかんだ愛されるのもわかるしイライラしちゃうのも分かる。

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    投稿日:2023.04.13

  • 橘

    このレビューはネタバレを含みます

    この枕欲しいな…もちもち。安眠したい。
    夢で出来事を繰り返すことで少しずつトラウマを克服していく、という作用はありがたい身体機能(?)ですがそのせいで睡眠障害なるほどの悪夢になると逆効果な気もします。人体は難しい。
    あかねもヲタ森さんもフロイト先生も、投げ出さないから良いです。内藤作品って事件は凄惨ですが、関わる人たちが誰一人投げ出さないので嫌な気分で読み終わる事があまり無い気がします。酷すぎてハラハラすることはよくありますが。続きも楽しみです。

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    投稿日:2023.02.01

  • pokopoko0713

    pokopoko0713

    面白かったー。
    悪夢と事件はどー繋がるのかと思ったけどなるほど。
    ただこれ毎回あかねがキーマンになるのだろうか?

    投稿日:2023.01.07

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