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櫛木理宇 / 角川ホラー文庫 (9件のレビュー)
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総合評価:
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秋
このレビューはネタバレを含みます
第一話〜三話までは、ただ単に事故物件による怪異現象に思えたが、葵とは何なのか、不幸に陥る女性たちに怖さを感じた。 第四話からさらに怖さを感じた。 そして、第五話。 回収話とわかりつつも、「そうだったのか」と驚きの連続でした。 最後まで読み終え、再度、プロローグとエンディングを読むと、怖さが増す… 面白かったです。
投稿日:2024.04.01
かりんとう
最初は、姿が見えなくて気のせいだと思う。 徐々に近づいて、存在が確かなものになる。 自分の家族に、家族のようにそばにいる。 拒絶する者もいれば、一緒にいる者もいる。 拒絶をしても、一緒にいても結末がドロリとしていた。 (あまりホラーを読まないから、評価が難しい。) 葵という男の子。 葵をきっかけに、日常で忘れていた、忘れようとしていた自分の、家族の問題が浮き彫りになる。 第一話が、怖かった。 主人公が何度も子ども、旦那に言っていた言葉が悪い形で達成される。母親に相談して納得できなかった言葉も主人公にふってくる。
投稿日:2023.03.10
herogroove
今月5冊目 ★★★ んー、微妙。この本読んだら、子供に葵ってつけるのやめるよな。。 この作家も変態系からホラー系やら多彩ね
投稿日:2022.09.11
ゆりこ
読み終わっだがあまりよくわからなかった。 葵は今までの水子たちの霊?怨念?の集合体のようなものだと理解したが、なぜあの4人だけ狙われたのか? 飯村健也、石井芳枝、島崎航希はなぜ羽美に嫌がらせをした?葵が精神を乗っ取ってさせたということ? エピローグはまた水子(それとも事故死した子供?)の霊が表れたのか? 引越し先のマンションでもまた同じようなことが起こることの暗示? 謎が消化しきれないまま終わってしまった感じがある。
投稿日:2022.08.07
kindle探検隊@エンタメ垢
瑕死物件 読了。 とあるマンションの住人たちが、ある男の子アオイと出会い不幸のどん底へ。いろんなパターンで不幸になっていく、逆・座敷わらし。 最後の最後までおぞましい恐怖。ねっとりとした女の怨念系…が好きな方にどうぞ。続きを読む
投稿日:2021.04.01
eriko310
209号室には知らない子供がいる。 その子供の名前は葵。 葵に取り入れられ、いつしかサンクレールの住人達は、少しずつおかしくなっていく。 幽霊なのか、イマジナリーフレンドなのか、最後はなんだか不気…味なまま終わってしまった。 櫛木理宇さんの小説は、いつもなんだか怖い。 この怖さを書けるのが凄い。続きを読む
投稿日:2021.03.04
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