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文藝春秋 / 文春新書 (15件のレビュー)
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総合評価:
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近藤真弓
なぜ鎌倉幕府の成立を1192年で覚えさされたのか、理解しました。 過去は変わるはずがないのに、こうやって研究が進むにつれて変わっていく。 それが面白いですね。
投稿日:2023.01.07
happypancake
興味ある項目だけを読めるので非常に効率が良い本である。 特に面白かったのは秀吉の子が実の子ではないとの事や、西郷隆盛に関する記述である。また古くは古代の中国に対する憧れ、北条政子の障害、応仁の乱の本質…、関ヶ原の合戦の本質、続きを読む
投稿日:2022.10.08
bukurose
・32の項目で、通史、古代、奈良平安、鎌倉室町、戦国江戸、幕末明治の区切りで記述。雑誌掲載がもとなので文は短い。 通史(出口治明) ・歴史をみるポイントは「交易」にある。自分の生態系にないものをもっ…てくることによって、自分がいる環境を快適に暮らせるように変えるのが人間で、そこが動物との違い。そしてそのようにして築かれ、洗練されていったのが「文明」だ。交易を理解するには「決済」を理解する。物々交換で何と何を引きかえたのか。古代では「人」、傭兵。古代の日本は朝鮮半島に軍事介入をして傭兵を送り込んで、見返りに鉄や先進文化を得ていた。 中世になると「貨幣」が海の向こうからやってきた。世界の人々が欲しがる「世界商品」があると、未開の国では先進国の争奪戦に巻きこまれる。日本では中世に「硫黄」が世界商品となったほかは、世界商品は無かった。日本が侵略されなかったのは、島国だからというより、目立った世界商品が無かったから。 幕末、ペリーが日本に来たのは、クジラ漁の基地を求めてではなく、中国市場を獲得する拠点が日本に欲しかった。 太平洋戦争に突き進んだのは、1933年国際連盟脱退と1936年のロンドン軍縮条約からの脱退で、世界情勢が見えなくなったから。明治初期の岩倉使節団の頃の方が世界情勢を分かっていた。 ・西郷隆盛は「ストレス病」で苦しんだ。島津久光にたいするもの。(家近良樹) 月刊「文芸春秋」徳州「歴史の常識を疑え」2013.10月号、「日本史の常識が変わった」2018.6月号 を加筆修正再編集したもの 2018.11.20第1刷 2018.12.10第2刷 図書館続きを読む
投稿日:2021.06.20
zenzen01
日本史において、さまざまな研究が進み、我々が昔習ったことをかなり更新する必要があるようだ。また、これらの新説からは、日本での出来事は世界の情勢から決して独立して起こっている訳でないことを痛切に感じるこ…とができた。続きを読む
投稿日:2021.02.15
まっつん☆
日本史についての最新の研究を、様々な筆者から集めた本です。 特徴としては、日本史を日本の中だけで考察するのではなく、世界史とリンクさせながら考察している点があります。 日本史と世界史をリンクさせて考察…したいという方に、オススメな本になります。 例えば、秀吉の朝鮮出兵と、太祖ヌルハチの明の征服の対比ですとか、戦争と革命の感覚の違いですとかがあります。 歴史を一本の糸として、考察を深めるのに良い本になります。続きを読む
投稿日:2020.08.19
shu1rev
トピックスがたくさん。けっこう楽しかった。もっと話を聞きたい、というテーマもあるんだけど、それはそちら方面の本をあたってくれ、ということだろう。幅広く知るという意味ではよかったんじゃないかな。冒頭の出…口氏の通史も、古代の日本や中国の生産力という経済的指標での比較が面白かった。あぁ、そういう比較ができるんだねぇ、と。その出口氏が否定的な江戸期に高い評価を与える人の文章も面白かった。江戸期は人口は増えなかったというけど、むしろそれによって環境を守り、明治以降の近代化の下地になったのだ、と。どちらが正しいという話ではなく、いろんな見方ができてこそ、見識というのは養われるものだと思う。続きを読む
投稿日:2020.06.27
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