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三木義一 / 岩波新書 (14件のレビュー)
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ktazuke
雇用され給与所得者であると、どうしても税金について自分ごととして知る機会が少ない。若いうちに若干でもこのような本で基礎知識を身につけておくことが必要だと、いまさらにして思った。
投稿日:2023.02.23
テムズの畔にて
税金の基本が具体例交えつつ端的に纏まっており、現行税制の問題点も示されている。身近な所得税から始まって扶養控除、配偶者控除の話や累進課税などを論じ、法人税・消費税の基幹三税を解説した上で、相続税、酒税…・たばこ税、地方税、国際課税にも簡単に触れている。 本書だけで税を理解できる訳ではないが、入門編として非常に分かりやすく勉強になった。批判的視点から書いているのも問題点を理解する上で良かった。続きを読む
投稿日:2022.06.05
ひーちゃん
基本的なところがものすごく勉強になった。超過累進課税のこと知らなかった。所得を輪切りにして100万円まではX%、200万円までは、Y%というふうに課税していくんやね。
投稿日:2021.05.27
Tommy
確定申告をするようになって税金もっと理解しなきゃと思い手に取った一冊。 消費者が支払った消費税だが、売上1,000万以下の事業者は国への消費税を免除されているのは驚いた。自分たちは誰に払っているのかと…。 税金の種類は多種多様でそれぞれに歴史がある。自動車税は道路を作るために税率が定められたが、かなり道路が整備された今本当に同じ税率が必要なのだろうかとか。 最後の章では国際的な税制について書かれており、金融業界に携わる者としてはかなり興味深かった。グローバル化により、もはや国ごとの税制維持は破綻しつつあり、今後税制もグローバル化していく必要があると言う内容であった。 税金と聞くともう決まり切った世界だと思っていたが、毎年かなりの変化をしているダイナミックな世界と言うのが一番大きかったかも。続きを読む
投稿日:2020.10.26
ちゅん
日本人が払う税金には何があるかを説明する本 なかなか面白いけどやはり税金は難しい。 基本的には不平等や租税回避とのイタチごっこである まあ自分はどういうものを払うのか覚えておくのは大事
投稿日:2019.07.14
Στέφανος
序章 私たちは誰のために税を負担するのだろう? 第1章 所得税―給与所得が中心だが 第2章 法人税―税率引下げ競争の行く末 第3章 消費税―市民の錯覚が支えてきた? 第4章 相続税―取得税方式に徹底す…べきでは? 第5章 間接税等―本当に合理的で必要なのか? 第6章 地方税―財政自主権は確立できたのか? 第7章 国際課税―国境から税が逃げていく 終章 税金問題こそ政治 著者:三木義一(1950-、東京都、法学)続きを読む
投稿日:2019.03.20
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