【感想】La Vie en Rose ラヴィアンローズ

村山由佳 / 集英社文庫
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
4
3
7
3
0
  • うーん、途中我慢できれば

    精神的支配に関わる物語で、そこははっきり言ってイライラします。
    また、結局お前もかみたいなこともあり、スッキリ感はありません 笑

    投稿日:2018.12.15

ブクログレビュー

"powered by"

  • かみりこ

    かみりこ

    モラハラの話。怖かった。
    私も咲季子のような考え方に陥りやすいタイプだから、正直人ごととは思えなかった。上からの目線にはことごとく弱い私。
    自分の足で立って物を考え、「私」を見失わないように。でないと自らモラハラ地獄に堕ちてしまいそうだ。ま、実際には、道彦のようなヤバい奴はいないので、大丈夫…かな?続きを読む

    投稿日:2023.07.05

  • naoko3811

    naoko3811

    村山由佳さんの小説は、まるでサスペンス映画を観ているかのよう。
    ハラハラドキドキしながら、どうなっていくのだろう…とページを捲る手が止まらない。
    読み手ににとても体力を使わせる作家だと思う。
    登場人物に共感できるタイプがほぼいないにもかかわらず、引き込まれてしまうのは、会話がものすごくリアルだから。膨大なセリフが飛び交い、目の前で始まった諍いに自分も巻き込まれていきそうな臨場感がある。
    お嬢様育ちで、悪意のかけらもなく、薔薇を自分の子供の様に慈しんで育てていた咲季子が、事件の後にとった行動は、理解できるとかできないとかの範疇を超えて、そうすることが一番自然なことのように私にも思えた。
    自分の中に棲むもう1人の自分。
    1人の人間の表の顔と裏の顔。
    それは表裏一体でいつのまにかコントロールできなくなるという怖さ。
    美しい場面は夢見るように美しく、
    残酷な場面は容赦なく恐ろしい。
    村山由佳さんは一つの小説を身を削る思いで
    書かれているのだろうと思う。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.29

  • くろ

    くろ

    「ついに堂本と結ばれるのか?」と思った後のあの微妙な展開がすごくリアルでモヤモヤした気持ちになった。

    ★印象的なフレーズ
    「強引さは、優しさだった。」

    投稿日:2023.02.26

  • Valeria

    Valeria

    何とも言えない話だった。あの夫には同情する。。けれどあそこまでして守った相手がああだなんて、何と救いようのない。読み終わったあとちょっと苦しい気持ちになった。

    投稿日:2022.09.24

  • ミズエ

    ミズエ

    バラの咲き乱れる美しい庭を育てることに生き甲斐を感じている妻が、ふとしたことから雑誌でとりあげられフリーの編集者に出会い、もう戻れない恋におちる

    島本理生「red」に続いて、これもまた主婦の恋愛物語。主人公の咲季子にもモラハラ旦那にも恋人となった自由な編集者にもまったく共感出来ず「うーん…これは…」と思っていたら、ラストの展開で「え!!」なるほど、こんな感じか。続きを読む

    投稿日:2022.09.05

  • よつば

    よつば

    良くある不倫の話だけでは終わらず途中からサスペンス的要素も加わり、咲季子に感情移入して読み続けたせいか共犯者の気持ちも芽生えて行きました。

    妻を支配する道彦に嫌気がさし、初めとても魅力的に感じた堂本に対してもどんどんその幼なさとずるさが見えて来てしまい、咲季子の感情の変化にも共感出来ました。

    庭や薔薇の風景描写も秀逸で読んでいる間中、脳内で咲季子のローズガーデンが浮かんでいました。
    続きを読む

    投稿日:2021.03.15

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。