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宮木あや子 / 角川文庫 (20件のレビュー)
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シン
テレビドラマで放映されていた校閲ガールの3部作目。コミカルでテンションが高く読みやすい内容でした。校閲部で働く高野さんは、ファッション部に憧れを抱き異動を目標に掲げ仕事し、現にファッション部に異動する…も、仕事内容が激務で校閲部に戻ります。高野さん、そして校閲、職場内の日常の話。 心に残った〔夢=天職じゃなくてもいい)という言葉です。続きを読む
投稿日:2022.03.09
sakopy
このレビューはネタバレを含みます
自分がやりたい仕事 ずっと前から 望んでいて すぐ近くまで来たけど なかなか辿り着けなかった仕事 そこへ辿り着いたわけではない。 少しだけ似たことを初めてみたら 全く自分に適性がないことに気が付く 天職とは程遠かったことに気が付く 全く向いてないことに気が付く 楽しい気持ちもあるけど、辛い気持ちの方が多い仕事。 いろんな仕事があって その会社にいるからって 携わる仕事はあるけど 辛い気持ちもあるけど、楽しく感じる時間の方が多い仕事の方が ストレスは少ない? できることを よりよくできるように。 何ができるか。 数年するだけで そのものの見方に変わってくる、 職業病のような世界。 ものの見え方が 少しずつプロに
投稿日:2021.11.25
はっさく
やりたいことと向いていることが違う。 それは辛いことだけれど、自分の能力を生かせる場所に気づけたことは幸せなはずです。 そして、若いうちに気づけた3人は本当に幸せ。 その辺りがもう少し丁寧に描かれたら…よかったな。続きを読む
投稿日:2020.09.20
へなこ
宮木あや子さんが描く登場人物って誰も自分に似た部分があり凄く好き。 私は原作ファンなのでドラマは 自分が思い描いていない悦子が出てきたら嫌だ。と思い観ていなかったけど、後書きを読んでから観てみようか…な?と思った。続きを読む
投稿日:2020.06.13
かとぅ
スーパーライトミステリー×校閲お仕事小説の3作目にして完結編。ミステリー要素は元々薄かったのがさらに薄くなったが3作目という巻数を重ねたシリーズならではの重みのある話が展開され、仕事の話やキャラクター…が好きで読んでる人にとっては良いラストになったと思う。「なりたいものとできることは違うことがある」というメッセージも印象的だった。実体験からも共感できるし一作目から読んでるから重みが感じられた。文体が良い意味で軽く掛け合いが面白いので普段小説読まない人にもおすすめの一品。作者の人にはできればこういう小説をもっと書いてもらいたい。続きを読む
投稿日:2020.05.11
kamitako
前作で周囲のキャラ立ちをしっかりさせてからの本作は、より楽しませてもらった。校閲部から編集部に異動した関係で、校閲ノウハウは薄め。終わり方は...まあそうなるでしょうね。日本人的な仕事の捉え方により、…多くの方から共感は得られるでしょう。続きを読む
投稿日:2020.05.04
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