30センチの冒険

三崎亜記 / 文春e-Books
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
5
1
6
5
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 羊さん

    羊さん

    仕事帰りのバスで終点まで乗り越してしまった図書館司書の僕は、秩序の乱れた異次元の世界に迷い込んでしまう。助けてくれた優しいエナさんと秩序を取り戻し、元の世界へ戻る冒険が始まる。その力となるのが、鞄の中にいつも入れている30センチのモノサシなのだ。

    不思議な展開のファンタジー。この作家は、こんな本も書くのか。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.13

  • なーな

    なーな

    帯の感想に、期待値があがりすぎた。もともと好きで殆どの作品読んでいるのに、久しぶりに思ってんと違ったになってしたまった。

    投稿日:2019.11.09

  • mitu310

    mitu310

    ♪一冊の本があれば 知らない所へ旅することも出来る

    この本を読みながら、子供の頃TVK(テレビ神奈川)で流れていた書店CMソングを思い出した。


    主人公の青年ユーリは図書館司書。
    故郷の町で乗ったバスの中で寝過ごしてしまう。

    降り立ったのは、見たことのない空間が歪んだ異世界。

    バッグの中に残っていたのは30センチのものさし。

    遭難してしまう直前に、エナという女性に救われる。

    鼓笛隊の襲来。
    測量士。
    バスジャック。

    これまでの三崎亜記作品に登場してきた世界観。

    異世界を旅する主人公は、三崎作品の中に誘われる読者の我々の姿でもある。

    有り得ない世界を、極めてリアルに描き切る三崎亜記の世界。

    「本は僕たちに、様々なことを教えてくれます。古から受け継がれてきた知識や、過去の記憶について·····。だけどそれだけじゃない。掌に収まる小さな本の中には、とてつもなく深い世界が広がっているんだ。喜びも、悲しみも。僕たち人間が感じる感情すべてが息づいているんです」(P60)

    時間と空間を縦横無尽に操り、見たこともないのに懐かしい旅に誘われる。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.18

  • ホースケ

    ホースケ

     ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」を思い出した。
     最近はやりの異世界転生小説じゃなくて、久しぶりにまっとうな異世界冒険小説だ。
     
     ただし、世界観は三崎亜記の総集編。
    夜の世界を飛ぶ本、
    の記憶を辿る測量士、
    死の直前に象が向かう象の墓場、
    図書館第五分館、
    世界を飛び越えるバス、
    そして襲来する鼓笛隊。
     同作者の作品のどれかで出てきた設定が盛り込まれている。
     この作者の作品は、読む人を選ぶ。
     そして、追いついている読者だけが分かる。
     
     今作では、三崎亜記の冒険小説としてのワクワク感と、そして独特のダークな設定がうまく合わさっていて一気読みだった。


     図書館司書の悠里は日曜日に、かつて幼いころに住んでいた町に向かった。
     最終バスで、故郷の実家へ行くはずだったが眠ってしまい終点まで行ってしまった。
     バスを降りると、辺りは闇に包まれ、向かった先の道は砂に埋もれていた。
     そこへ突然、砂の嵐に襲われる。
     突然の事態に理解が追い付かない悠里を、手を伸ばして助けたのはエナと名乗る女性だった。

     気が付いてみれば、ここは今までいた世界とは全く異なる「大地の秩序が乱れた世界」だった。
     縦横の縮尺が狂った世界では、目に見えるすぐそこにあるものも、実物はまったく手が届かない遠くへ行ってしまう。
     この世界で唯一、絶対的な尺度は、他世界から来た渡来人の持つ「ものさし」だった。

     元いた世界に帰るため、
     消えた人を探すため、
     大地に秩序を戻すため、
     脅威から皆を守るため、
     キャラバンは断絶した世界の壁の向こう側を目指す。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.23

  • ぽてち

    ぽてち

    シリーズ初のPS2作品となったFFX。だが期待と裏腹に、自由度のまったくない電子紙芝居のような内容にイライラし、何度コントローラーを投げようと思ったことか……。この小説を読みながら、そんなことを思い出した。
    主人公の僕が放り込まれたのはバスを乗り過ごすだけで行けるお手軽な異世界。秩序が崩壊したその世界に、ものさしと開けない本を持った僕は救世主として迎えられる。
    数々の疑問をむりやり押さえ込み、ようやく辿り着いたエピローグで謎は解けるが、まったく納得はしない。ああ、このためだけに書かれた作品だったのかと脱力した。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.18

  • kanzmrsw

    kanzmrsw

    子供向けっぽく,ターゲット層から外れていたと感じた。
    ただ,冒険譚なのでそれなりに面白く読め,エピローグでぐっときた。
    日常のような異世界を壮大に描くあたり,まさに三崎亜記作品。

    投稿日:2019.05.12

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。