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十三木考 / 裏少年サンデー (1件のレビュー)
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タカツテム
他の方々の感想を読み、更に第二巻を読んで小日向の正体って……とようやく思えるようになったのだけど、実際のところ小日向の性別がどちらであるかってそこまで大切な要素ではないのではないかと思える第二巻だった… 話をかき回す役として登場した穂月華。第一巻を読んだ時は「もしかしてこの少女も男の娘なんじゃ……」と疑ってしまった瞬間があったが、実際の正体はもっとえげつないものだった 彼女が小日向にしようとした事は酷いものだし、勝負の後に華が皆から敬遠されるシーンにはスカッとするものを感じたのは事実。けれど、作中で彼女が小日向へ向けた疑惑と同じようなものを多くの読者は持っていたのではないだろうか? 小日向は実際は男の娘ではなく本当に女ではないかと、もし女ならそれを証明するシーンを見たい、小日向の存在によって千路田始め多くのクラスメイトが混乱させられているのではないかと。 今回、華がした行為は許されるものではないけど、読者が疑っていたことを代弁するような行為だったのではないだろうか?だからこそ、諍いの終わりに小日向が「僕は男だよ」と華に言い、「だって、僕たち…友達でしょ?」と千路田に告げるシーンが描かれることで読者としてもこの疑惑について一区切り付けることが出来る 小日向真は男であり、同時に千路田の男友達なのだろうと。だから本作に置いて小日向の性別は重要ではなく女のように見える小日向とどのように交友関係を結んでいくのかが重要になっていくのではないだろうか? そうして千路田が認識を新たにしたというのに、その後に描かれるのが看病イベントで再び千路田の覚悟が試されるとはなんてえげつない構成だろう続きを読む
投稿日:2018.10.20
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