【感想】東京二十三区女

長江俊和 / 幻冬舎文庫
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
2
4
6
0
1

ブクログレビュー

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  • さくら

    さくら

    面白かったー。
    オカルトライターの主人公が、曰く付きの場所を巡りながら東京の歴史についても掘り下げていく。
    知らないことがたくさんあって勉強になった。
    やっぱり長江さんの本はすごくタイプ。

    投稿日:2023.09.24

  • suzuka

    suzuka

    このレビューはネタバレを含みます

    ライターの原田璃々子は東京のオカルトスポットの取材を、民俗学研究している先輩と共に巡る。
    先輩の各所でのうんちくが、説教臭いが知らないことばかり。
    印象に残ったのは目黒区に目黒駅がない理由。
    目黒区は昔、農業地帯で駅をつくることに反対された。
    その為、実際は品川区に目黒駅がある。
    東京には案外そういう理由で名前と地名が相違してることがあるのかな。
    知っている場所があると、へえ~と思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.08.31

  • cc

    cc

    東京の歴史、本当の話なんだもんな、と想像すると怖い
    今と昔が重なって同時信仰しているように描かれるのが面白い
    参考文献や解説にあげられている本も読んでみたくなる
    調べながら璃々子のように東京を歩いてみたいと思ったけど重い歴史のある場所は知ってしまうと近づくのが怖いな、そんなに遠い昔でもなかったりするから続きを読む

    投稿日:2022.07.07

  • e5532

    e5532

    今から17,8年前くらいに某仕事で都内全域を走り回ってた頃を思い出しました。
    その頃は13号地や若洲などはまだまだ埋立地の
    スメルが色濃く残っていたり(ハエとかヤバかった)ゲートブリッジのゲの字もありませんでした笑
    よく知ってる場所も全然知らなかった場所も東京の歴史の深さにドキドキワクワク出来ました。
    この本と共に都内散歩したくなりますね。
    続きを読む

    投稿日:2021.12.29

  • バス好きな読書虫

    バス好きな読書虫

    ブクログのレビューを見て、読んでみた一冊。
    東京23区を巡る過去の事件や因縁と現在を織り交ぜながら、描かれる連作短編集。
    ライターの原田璃々子は、記事を書く為と言う理由で、東京23区の自殺の名所や、過去に何人もが犠牲になった場所を訪れる。璃々子の先輩である島野仁が語ってくれる、各々の場所の蘊蓄が個人的には面白い。
    章ごとに、パラレルワールド、対象比、主人公を変えるなど、形式が変わっていることも興味深い。
    しかし、璃々子とは別の話で描かれる過去の出来事はホラーで、ホラーが苦手な自分には少し辛いところ。
    璃々子が何故23区を巡っているのか、ラストで少し明かされるが、解決はしていないので、もともとシリーズ化を見越しているのだろう。
    ホラーは苦手だけど、とりあえず続編は読んでみる予定。
    続きを読む

    投稿日:2021.12.25

  • 内田皇成

    内田皇成

    結末の意外性に気持ち良さがある。
    登場人物は様々で、油断するとシーンの切り替わりを見逃してしまいそう。

    東京の謎、先輩の蘊蓄、薫、タクシー、etc…。
    パズルを組み立てていく…あれ?あのピース何処いった?
    再読したら見つかるだろうか。

    続きを読む

    投稿日:2021.07.13

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