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浦賀和宏 / 幻冬舎文庫 (5件のレビュー)
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miyuki
4つの短編連作のサスペンス。 1つずつの作品とも読めるが、それぞれの作品が複雑に絡み合い、4つの作品は関連がある作りになっている。 その面白さがあるのであるが、あまりに登場人物やプロットが複雑に絡みあ…い、全体像を結びにくく感じた。続きを読む
投稿日:2019.05.25
kansas
このレビューはネタバレを含みます
「十五年目の復讐」 あるミステリー作家に纏わる不吉なストーリー。 どうやらこれは「Mの女」という作品の事実上の続編らしい。男女のドロドロを描くことに定評のある中堅作家・西野冴子は「Mの女」の主人公であり、そちらで起きた事件の関係者達のストーリーを描いているのが「十五年目の復讐」である。また、別作品との関連性もあり、そちらを読んだ人の方が楽しめそう。 関係者達が何故冴子を嵌めたのか。そこには彼らを冴子を追い込むための駒として操っていく首謀者がいるわけだが、彼らは彼らで決して善人では無い。凶悪なクレーマーであったり、浮気をする妻帯者であったりする。彼らにある罪悪感やバレたく無いと言う弱みを利用することは、首謀者にとってみれば他愛のないことで、簡単に掌で転がす。 しかし、バレたく無いと言う理由だけで黙って従うにしては大きすぎる罪もある。それはいくらなんでも無理があったり、露呈するに違いないと言うのがあるがどうだろう。個人的には腹落ちしなかった。 一番腹落ちしないのは、結局なぜ冴子は嵌められたのかが分からないことだ。最後の思いつきのような一言で桑原銀次郎(彼も別作品のキャラらしい)が狙われるのだけど、ここまで思うようにやりこめた首謀者は一体何故そこまで冴子を目の敵にするのか。内容からするにてっきり真相がはっきりすると思ったのだけど。 「Mの女」では、今回やられて終わり役のタケルが出て来るみたいだが、読めば真相がわかるのだろうか。しかし、真相が描かれなかったからこっちが出た訳だし。とにかく確かめるしか無い。
投稿日:2019.04.06
たけやん
Amazonレビューでの不評コメントに勇気を得て、ハッキリ言います。面白くなかった!!作家の西野冴子は、殺人事件の犯人に仕立てあげられる。何故?という物語。文章は平坦なのに、凄くわかりづらい。あっちこ…っち点が散らばり、それが線にならずに空中分解したような印象。失礼ながら、文章力が水準に達しているのか??と思ってしまった。後で読書メーター見たら、『Mの女』という本の続編だったらしい。そんなことは一言もあらすじには書いておらず、完全に置いてけぼり。新刊コーナー発掘本だが....ま、こういうこともあるよね。続きを読む
投稿日:2019.02.26
ことぶきジロー
浦賀和宏『十五年目の復讐』幻冬舎文庫。 真梨幸子のイヤミスのような風合いの作品なのだが、相変わらずの平坦な文章にサスペンスとしての味わいは感じられなかった。作中に著者の初期作品『地球平面委員会』が登…場し、終盤に再び桑原銀次郎が登場するという楽屋落ちのような作品。 ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されたミステリ作家の西野冴子……続きを読む
投稿日:2018.10.22
ふろふき大根
1~3話目までは電子書籍限定で販売していたメタモルフォーゼの女シリーズで4話目のみ書き下ろしだった タイトルが全然違うので完全書き下ろしの新作かと思って楽しみにしてたのにがっかりした 4話目のみ未読な…ので読んだが30分で読了 メタモルフォーゼの女シリーズを電子書籍で買ってまで読んだのが馬鹿らしいので4話目も電子書籍で出してほしかった ファンだからちゃんと買うのでそろそろ新作の長編を出してください続きを読む
投稿日:2018.10.11
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