【感想】十五年目の復讐

浦賀和宏 / 幻冬舎文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 2.2
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ブクログレビュー

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  • ナイスガイ

    ナイスガイ

    読む順番としては
    今作の1〜3話→Mの女→今作の4話
    これで楽しめると思います。

    ただ、今作の1〜3話は「メタモルフォーゼの女」3作なので別に買って読んでしまったので損した気分。
    さらに4話目は期待させた割にあっけない終わり方なんですよ。

    この次は「カインの子どもたち」を読めばいいんですね。幻冬舎で統一してよ。

    2023/4/3読了。
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    投稿日:2023.04.03

  • りーり

    りーり

    このレビューはネタバレを含みます

    粗筋ですらMの女のネタバレになってしまうのだがこの本特にMの女と関連性を述べずに発売されている。大丈夫なのかこれは?そしてこの作品の動機部分に関わる話は続作のカインの子どもたちに係るのだがこちらはこちらで出版社が違う。スターシステムで桑原を登場させるのなら相関性ははっきりしてもらいたいものである。シリーズなのかノン・シリーズなのか分からーん。
    Mの女にて泉堂に協力した三人の裏の動機が語られている短編集。一方でなぜ泉堂が冴子を恨んでいるのかは語られず仕舞い。結局桑原さんの顛末もありきたりなもので取り敢えず完結を目指しただけにみえる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.12

  • Lett

    Lett

    タイトル買い。
    この作者さんの本、初めて読んだんだけど…

    もしかして続き物?!
    全然スッキリしなかったーーー!!!
    何で復讐したかったの?!
    後ろの作品紹介を見るに Mの女 っていう作品が同じ内容っぽいから、そっちも読んでみるか。
    調べればわかることかもだけど、調べずにとりあえず読んでみるのもいいかも。そっちを読んでももやもやしてたらウケるけど。

    ちょっと回りくどい文面だったかなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.03

  • miyuki

    miyuki

    4つの短編連作のサスペンス。
    1つずつの作品とも読めるが、それぞれの作品が複雑に絡み合い、4つの作品は関連がある作りになっている。
    その面白さがあるのであるが、あまりに登場人物やプロットが複雑に絡みあい、全体像を結びにくく感じた。続きを読む

    投稿日:2019.05.25

  • kansas

    kansas

    このレビューはネタバレを含みます

    「十五年目の復讐」
    あるミステリー作家に纏わる不吉なストーリー。


    どうやらこれは「Mの女」という作品の事実上の続編らしい。男女のドロドロを描くことに定評のある中堅作家・西野冴子は「Mの女」の主人公であり、そちらで起きた事件の関係者達のストーリーを描いているのが「十五年目の復讐」である。また、別作品との関連性もあり、そちらを読んだ人の方が楽しめそう。


    関係者達が何故冴子を嵌めたのか。そこには彼らを冴子を追い込むための駒として操っていく首謀者がいるわけだが、彼らは彼らで決して善人では無い。凶悪なクレーマーであったり、浮気をする妻帯者であったりする。彼らにある罪悪感やバレたく無いと言う弱みを利用することは、首謀者にとってみれば他愛のないことで、簡単に掌で転がす。


    しかし、バレたく無いと言う理由だけで黙って従うにしては大きすぎる罪もある。それはいくらなんでも無理があったり、露呈するに違いないと言うのがあるがどうだろう。個人的には腹落ちしなかった。


    一番腹落ちしないのは、結局なぜ冴子は嵌められたのかが分からないことだ。最後の思いつきのような一言で桑原銀次郎(彼も別作品のキャラらしい)が狙われるのだけど、ここまで思うようにやりこめた首謀者は一体何故そこまで冴子を目の敵にするのか。内容からするにてっきり真相がはっきりすると思ったのだけど。


    「Mの女」では、今回やられて終わり役のタケルが出て来るみたいだが、読めば真相がわかるのだろうか。しかし、真相が描かれなかったからこっちが出た訳だし。とにかく確かめるしか無い。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.04.06

  • たけやん

    たけやん

    Amazonレビューでは不評コメントが多かったが、さもありなん。面白くなかった。作家の西野冴子は、殺人事件の犯人に仕立てあげられる。何故?という物語。文章は平坦なのに、凄くわかりづらい。あっちこっち点が散らばり、それが線にならずに空中分解したような印象。失礼ながら、文章力が水準に達しているのか??と思ってしまった。後で読書メーター見たら、『Mの女』という本の続編だったらしい。そんなことは一言もあらすじには書いておらず、完全に置いてけぼり。続きを読む

    投稿日:2019.02.26

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