【感想】銀色の霧 女性外交官ロシア特命担当・SARA

麻生幾 / 幻冬舎文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • たけ坊

    たけ坊

    めちゃくちゃ面白いし取材量がこれまたハンパないだろうなと思わされた。文章の細かいところにつっかえたが、そんなことはどうでもいいほど面白かった。
    専門職の外務事務官雪村沙羅、夫でウラジオストク総領事館の副領事の隼人が突然失踪。ロシアの退役した原潜を解体する事業が間もなく完了しようとしており、その祝賀レセプションを2週間後に控えてであった。沙羅が現地に赴くことになり、レセプションの最終調整と並行して隼人の失踪に関する調査も開始した。結局、FSB、チェチェンゲリラ、北朝鮮、ロシア軍、海上自衛隊まで巻き込んでの原潜強奪事件となり、最後はロシア軍が制圧、日露の実践的な救難訓練中に事故で原潜が沈んだことにされて解決した。隼人の失踪は、チェチェンゲリラの脅迫に屈せず、その部下に殺されていた。信頼できるように見えた多岐川が出世のために最も醜い行動をとっており、感じの悪い次席の奈良岡が実は沙羅の味方だったみたいなひっくり返し方。続きを読む

    投稿日:2022.04.14

  • Ghost Rider

    Ghost Rider

    2018年11月8日読了。

    461ページ。

    麻生幾には過去何度か、がっかりさせられた。

    奪還:読了したが、イマイチ
    宣戦布告:上巻読了で、下巻に手が伸びず
    瀕死のライオン:上巻読了で、下巻に手が伸びず

    要は、合わない。

    で、この新作。
    私も変わったかもと思い、読んでみた。
    可も無く、不可もなく400ページ越えの長編だが三日間程度で読了。
    しかし、面白くない。

    ウラジオストク駐在の副領事が行方不明になり、妻の外務省職員がウラジオに行き、真相を究明する。

    巻頭の地図も極東全体を表現しているから、肝心のウラジオストク市内の位置関係が全くわからない。
    ストーリーも陳腐。

    結末も現実離れ。

    もう一度いう。「面白くない」

    三日間で読めたので星は二つ。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.08

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