地獄の季節

ランボオ, 小林秀雄 / 岩波文庫
(51件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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8
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ブクログレビュー

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  • 仏具詩

    仏具詩

    人生のもっと早い時期に読むべきだったと悔やまれる一方、今からでも読んで本当に良かったとも思えます。
    天才から吐き出される言葉。

    投稿日:2021.05.30

  • shimasae

    shimasae

    ふと古書店で気になって手に取ってしまいましたが、
    仕事やプライベートで忙しい時に外国の、しかも詩を読もうとしちゃいけない……。

    こういったものは心と時間に余裕のある時にゆったりとした気持ちで読むものだ、と実感いたしました。

    またいつかゆっくりと読んでみよう。。
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    投稿日:2019.09.22

  • yoshidamasakazu

    yoshidamasakazu

    ランボー 地獄の季節 。別訳本や解説本と一緒に読むと理解が深まる。詩人ランボーの反抗と挫折、生活、魂の告白と消耗、言葉の破壊と虚無と創造

    地獄=キリスト教的な地獄。私とは一つの他者→イロニー=自己からもう一つの自己を生み出すこと→自己を批判し、笑い、突き放すこと

    「私は美を膝の上に座らせた」〜錯乱Ⅱ末尾「今、美にお辞儀できる」とつながっている
    *美=既成の詩→詩に関わる前は 毎日が饗宴
    *美→苦々しい奴→醜い内実をつく→ランボーの真骨頂
    *私は正義に対して武装した=キリスト世界への反抗
    *親愛なる悪魔=ヴェルレーヌ?

    悪い血=自分探しの旅に出てはいけない
    *ゴール人=自分のルーツ→悪い血の第一確認
    *白人的な生や存在を拒否→黒人、獣としての生きる力
    *黒人=非キリスト教的な野生の人、理想的な黒人
    *自然のままの光の黄金の花火となって生きる

    地獄の夜=キリスト教との戦い
    *地獄にいることが 恍惚であり、悪夢
    *火の雫(しずく)=地獄の洗礼を意味→地獄の季節の核心的表現→火と水の結合概念
    *俺は疲れた=魂の費消
    *キリスト教の観念、道徳に対して 偽りの回心
    *ゆえに我地獄にあり=自分の弱さに我慢ならない→地獄の苦しみ

    錯乱Ⅰ
    *語り手は 狂気の処女へ。狂気の処女=初期のランボーの魂(キリストを信じていた)
    *二人の共同性の破綻→憎しみ合う

    錯乱Ⅱ言葉の錬金術
    *語り手は 地獄の夫へ。地獄の夫=現在のランボーの魂
    *母音に色=異教徒の言葉(フランス語ではない)

    「最初は試作(エチュード)だった〜沈黙を、夜を書いた」
    *かき出す術のないものも書いた=言い表せるものの限界を越えようとした

    「私は 魔法の詭弁を 言葉の幻覚によって説明した」
    *詩人の物語が詩人の挫折の物語へ反転
    *言葉自体が幻覚を起こす→言葉が勝手に動き狂う
    *一番高い塔の歌=狂い始めた言葉たち

    「永遠」という詩
    *永遠=太陽に溶け込んだ海→火と水の結合概念
    *空無の詩

    「私は架空のオペラになった」
    *多声的演劇構造
    *架空のオペラ=意義の小さい仕事
    *道徳とは 脳髄の衰弱である→見栄を切っている

    「私は虹の橋に呪われていた」
    *虹=旧約聖書の神との契約→それにより 地獄に堕ちた
    *幸福の詩

    不可能、閃光、朝 は 地獄の夜から 朝へ。最後の別れへ
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    投稿日:2018.12.21

  • 濃紅

    濃紅

    「地獄の季節」読了

    『地獄の季節』より

    収録作品
    ①地獄の季節(悪胤
     地獄の夜
     錯乱
     不可能
     光 ほか)
    ②飾画(大洪水後
     少年時
     小話
     道化
     古代 ほか)

    投稿日:2018.12.19

  • sampick

    sampick

    早く亡くなった人かと思ってたら、50年近く生きてる。
    有名な詩の部分は、なにか、目を留める文章だと思う。これを訳した小林さんの力もあると思う。
    前半の「地獄の季節」は面白く感じたけど、後半の「飾画」は分からなかった。
    沢山の仕事を転々としているっぽい。
    映画を発見したので、そちらを見て、どの時にどの詩を書いたのか、見てみたい。
    続きを読む

    投稿日:2017.11.24

  • tonveri

    tonveri

    彗星の如く登場した詩人ランボオの詩集。「地獄の季節」と「飾画」が併録されている。詩集というよりは独白に近い文章が綴られている。ランボオについては無知であるため詳しくは分かりかねるが、灰色の青春を送った孤独な青年の独白という感じだろうか。難解な語句が出てくるが、それを抜いても心を貫く一文があるだろう。その一文がどれなのかは人それぞれであると思いたい。続きを読む

    投稿日:2017.07.26

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