ナナメの夕暮れ

若林正恭 / 文春e-Books
(97件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
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ブクログレビュー

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  • skippbeat

    skippbeat

    【No.174】「ぼくはずっと毎日を楽しんで生きている人に憧れていた。ずっと、周りの目を気にしないで自分を貫ける人に憧れていた」「試すってすごく楽しいことなんだ。何かがうまくいく喜びには、それまでうまくいかない苦しみが必要不可欠だ」「一人で居てもあまり寂しくないのは、自分と話しているからなのだ。ぼーっとしている人は何も考えていないんじゃない、猛烈に自分と会話しているのだ」「他人の正解に自分の言動や行動を置きに行くことを続けると、自分の正解が段々わからなくなる」「理想の自分に追いつこうとしているから、今日の自分を生きることはなく、常に未来の理想化された自分を生きている。だから、今日をずっと楽しめなかったんだ。今日じゃないな、今だな、もっといえばこの一瞬を楽しく生きてこられなかったんだ。37年もね」「今は、井上陽水さんと中島みゆきさんをひたすら聴いている。ぐっときてしょうがない。アイドルがみんな同じ顔に見えるという現象も始まっている。ハナから見分ける気持ちがないのだ」「公式を外側から教えてもらって、それを身につける方法論は知っていた。だけど、公式そのものを自分の内側で作り上げてものを作る方法は誰にも教わったことがなかった」「この国で非実力者が出る杭になろうとすると、風当たりが強いのは幼稚園の時からのお決まりだ。そして、出る杭として成功済みの実力者に対する態度はいつも甘い」「人は自分の欠点と向き合うことからはよく逃げるが、他人の欠点はいとも簡単に指摘する。居酒屋で、ネット上で、昼間のカフェで。他人の欠点をあげつらって安心する」「僕は、数ヶ月に一度”アメトーーク!”や”踊る!さんま御殿!!”に出るチャンスがあると救われる。不寛容で自己責任が求められる時代の中で、ダメだったりバカだったりすることが少なくとも排除されない温もりを感じるからだ」「外のジャッジが正しいとは限らないから。外のジャッジに気を取られすぎると、自分のジャッジを蔑ろにしてしまう」「誰と会ったか、と、誰と合ったか。俺はもうほとんど人生は”合う人に会う”ってことで良いんじゃないかって思った。それは、家族だし、友達だし、先輩だし、後輩だし、仕事仲間だし、ファンだし、相方だし。誰とでも合う自分じゃないからこそ、本当に心のそこから合う人に会えることの喜びと奇跡を深く感じられた」続きを読む

    投稿日:2019.06.09

  • MMD

    MMD

    オードリー若林、待望の新エッセイ集! 『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』から3年。雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた、「自分探し」完結編!
    ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。恥ずかしくてスタバで「グランデ」が頼めない。そんな自意識に振り回されて「生きてて全然楽しめない地獄」にいた若林だが、四十を手前にして変化が訪れる――。ゴルフが楽しくなり、気の合う異性と出会い、あまり悩まなくなる。だがそれは、モチベーションの低下にもつながっていて……「おじさん」になった若林が、自分と、社会と向き合い、辿り着いた先は。
    キューバへの旅行エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』では第三回斎藤茂太賞を受賞。「生き辛い」と感じている全ての人に送ります。(Amazon紹介より)

    すごい。心打たれました。
    自分がモヤモヤっと感じている不安やイライラが具現化され、それをドスッと刺された感じです。それと同時に、自分はネガティブではないと思っていたけど、実はすごくネガティブなのだと気付かされました。自分がいかに周りの目ばかり気にしていたか、その事実に気づかず(気づこうとせず)のうのうと生きてきたか。
    最近「やりたいことがない」だの「友達ができない」だのを悩んでいますが、その一方で他人がやっていることを嘲笑って否定して、自分が優位だと信じていた自分。自意識過剰でみっともないなと思います。他人を認めることが自分の中での充足感に繋がるのだと、なぜ受け入れられないのだろう。それを受け入れるには、日々もっともっと自己反省し、自分の言葉で落とし込んでいき、受け入れるための下地を作る作業が必要なのだと思います。1日1つ、その日思ったことを分析するようにしよう。

    この本を代官山の蔦屋書店のカフェで一気読みしました。隣では10人ぐらいの仲の良さそうなご老人たちが話に花を咲かせています。どうやら同窓会の打ち合わせのようです。将来歳を取っても、こんな仲間と時間を過ごしてみたい。そのためには、受け入れる器の大きな人間である必要があると思…うーん?これもまだ自意識過剰な考え方なのだろうか。
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    投稿日:2019.06.04

  • まなみ

    まなみ

    40代男性がどういうことに悩むのかがよく分かりました。「合う人に会う」というあとがきについても、私も合う人に時間を割きたいタイプなので共感しました。本のタイトルも好きです。

    投稿日:2019.06.02

  • meme

    meme

    春日が目立ってて、どちらかというとじゃない法だけど、すごくお人柄がいい方だと思っていました。MCとかトーク見てても、出すぎず、周りを立てたり、突っ込みもできて。でもこれまでこんな人生を送ってきたんだなと知った。誰でも同感に思うことはある
    たぶん日本人って礼儀とか常識とか世間体とか、真っ直ぐなレールを歩むことが当たり前みたいな世の中なんだと思う。でも若林さんみたいな考え方、全然まちがえじゃないし私も共感するとこたくさんある
    最後のあとがきが特にに印象的でした
    できる人にはできない人の気持ちは理解できない。
    スポーツとかは努力すればうまくなれるかもしれないけど、心は考えすぎ、前向きにとかは意味がない
    気にすんなとかいわれても気になる
    ほんと本とかでは何も治らない
    そんな薬もない
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    投稿日:2019.06.01

  • tohmakun

    tohmakun

    繊細で内向的で、いつも周囲の顔色を窺い卑屈で自信がない。けれど人が大好きで優しくて、一生懸命に生きている。それが若林さんという人なのだろう。
    個人的にはわかるわかる、と共感することばかりで若林さんをいとおしくすら思った(頭痛、紅茶を飲むかどうか、ゴルフ、等々)。

    なぜだか、自分も日々を楽しんでいける気がした。
    生きづらい人には是非。
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    投稿日:2019.05.20

  • syup0116

    syup0116

    「社会人大学人見知り学部卒業見込み」を読んで、若林くんに注目するようになった。
    本当に若林くんはめんどくさいヤツで、さぞかし生きにくいだろうなぁ。
    でもあちこちに頭をぶつけながら考えに考え、どうにかこうにか生きてる若林くんはなかなかいいぞ!
    続きを読む

    投稿日:2019.05.16

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