【感想】約束の地で

馳星周 / 集英社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 2.6
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ブクログレビュー

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  • Madder

    Madder

    絶望にうちひしがれた5人の主人公…+α登場人物。全てその後が気になりますが、全員どん底まで落ちた未来しか想像出来ないです

    投稿日:2021.10.10

  • blueberry27

    blueberry27

    サイテーな人間は過疎な地域が産むとは思えないが酷い話の羅列だった。
    特に仔猫に腹いせするなんてサイテーもサイテー

    投稿日:2019.04.27

  • 조 원애

    조 원애

    どよよ~ん⤵︎⤵︎ってなる短編集。各章がリンクしてるので全く別々の短編ではないけどね。逃れたいけど逃れられない。このままじゃいけないけど、どうしていいか分からない。心の闇と北海道の鉛のような空。痛くてたまらない胸に突き刺す寒さ。読了感は良くないけど、共感出来ない訳ではない。辛く哀しい人達の辛く哀しい結末なだけ。続きを読む

    投稿日:2019.01.20

  • tomyi

    tomyi

    北海道を舞台にした5つの短編連作。これは、物語の中であって欲しいと願う。だが、DVや介護問題、家族の崩壊など、孕んでいて現実に有りうる話。目を背けてはならない!

    事業に失敗し、死に場所を求め、捨てたはずの故郷に戻った男が聞いたのは、父が大金を持っていると云う噂だった。その父の愛人だった女は、戻りたくなかった実家に帰り、アルツハイマーの母と飼い猫の世話に明け暮れ、恋仲になった外国車のディーラーをしてる男に見捨てらる。その男の知的障害を抱える少年は、愛犬を連れ、世界の終わりだと云う荒れ地に骨をばら蒔く。少年にスクーターを無理強いして売りつけ中古車を買ったサッカー部のェースだった男は、訳ありの1つ上の先輩の女を乗せ函館へと旅つ。その途中で、彼の車におカマを掘られバンパーを傷つけられた男の妻は、幼馴染みであるもう1人の女と共に、夫からのDVに苦しめらていた・・・・・。
    何れも結末は、辛い。
    続きを読む

    投稿日:2010.09.23

  • うなかみ

    うなかみ

    作者には珍しい連作短編集。前編の人たちがそれぞれ繋がっています。
    出てくるのはいわゆる普通の人たちで恵まれない人たち。死のイメージがついて回る。日高が舞台。

    投稿日:2010.08.19

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