【感想】隠れ大阪人の見つけ方

私、関西生まれ、兵庫の生まれ。
東京育ちの東京住み。
親戚には大阪の者がいる。

で、この本を読んだ。

あるある。あるって。どれも。
分かりすぎて大笑いして、
実演まで自分たちでしながら読んだ。

…某ケンミンショーより、よっぽど面白い。

短いセンテンスで、ここやろ！というツボが
ガン！と見開きで来る。そのセンスも好きだ。

でもね。一個だけツッコむ。

別に隠れてへん。
ナチュラルにそのまま生きてる（笑）

大阪弁だけ、何故にこう、ネタになるのか。

それはやっぱり、全国の方言の中でも
ダントツに、耳にしたり目にしたりする機会が
全国的に多いからだ。

イメージだけが先行しちゃうんじゃなく、
内輪ネタの部分は同郷人でウケ倒し、

（例　ホテルニューアワジのくだりなど）

他郷の人には実態を（笑）

（細かすぎてわからん？とこは飛ばしても）

知ってほしい！

そうなのかぁ…！知らなかった！
ちなみに自分たちのところではこうだよ！

って、笑ってくれたらいい。
ウケてなんぼの関西人であるから。

ついでに

「あんたとこはどうなん？こういう時は。
似たことあるか？」

って、こちらが返して

盛り上がれたら最高で。

自分の生まれたところを、こんなふうに
大好きでリスペクト出来るって、ほんとは
豊かなことで…全国の都道府県のバージョンが
出版されたら、私、絶対かぶりつきで読んじゃう。

バンザイ！大阪人！続きを読む

私は、大阪生まれなのだが、商社マンの父の移動で、転勤をしたために、変な大阪弁の時があるらしい、、、

この本を見て笑ってしまった。
そうそう、神戸と、京都言葉の違いも、、、、
「～何しとん！」　「～何…してはるの？」
関東の「そうじゃん！」「いいじゃん！」と、同様に、神戸の浜言葉の強い言い方は、大阪では、しないように思われている。

京都のバスに乗車した時に、東京の人に出会い、飴ちゃんをバッグから出したら、大阪では、飴を常時、持参しているの？と、訊ねられて、、、ハッと、気づきました。
私も、どっぷりと、大阪人に嵌まっていると、、、(笑)

大阪に戻って来た時に、「タヌキ蕎麦」を注文した。
勿論、おあげさんの乗った蕎麦であるが、、、、わざわざ、そこのお店の人が、「おあげさんの乗ったのでいいのか？」聞いてくれた。
そういえば、関東で食したのは、天かすだったと、、、

この本ので、大阪人が、全部こんなものとは思って欲しくないけど、電車などの乗り物や、道に迷っている人が居れば、親切にしたくなるのが、大阪人である。

息子が、帰阪した時に、神戸に久しぶりに一緒に出掛けて目的地を歩きながら、話していただけなのに、通りがかりの人が、「そこは、ここの道行って、道路ったらすぐやで、、、一緒に其の近くまで行ったるわ！」と、、、、
息子も、私もビックリ！
ただ、話しながら歩いていたのに、そこまで親切に言って下さる人に、、、関西はいいな～！！！と、思いながら、目的地へ行った次第です。

大阪人だけでなく、お節介と、思われるぐらい、関西人は、「きにしい～」（人の事が気にかかること）な人種であると、、、

この本の中では、大阪人が、ピックアップされているのだが、、、たいそうにいい過ぎの感もあるけど、、、、楽しく読ませてもらった。続きを読む