【感想】西郷と大久保と久光

海音寺潮五郎 / 朝日文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mmlibrary

    mmlibrary

    このレビューはネタバレを含みます

    2018.7.23 読了
     語り口調で三者三様の個性と人間像を描き出している。到底ソリの合わない西郷と久光を巧妙に動かす大久保。誰が欠けていても維新はならなかったはずで、これは天の配剤というべきか。

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    投稿日:2018.07.28

  • yoshidamasakazu

    yoshidamasakazu

    海音寺潮五郎 「 西郷と大久保と久光 」表題の3人を中心とした維新史の本。大久保、久光との関係性や比較から 西郷隆盛像が 見えてくる

    著者独自の西郷観
    *西郷の行動には 久光との確執が影響している
    *敬天愛人(天に対する信仰)の哲学から 自殺はありえない


    西郷隆盛の敬天愛人
    *欲を忘れること。「己を愛するは良からぬことなり」欲の脱却によって 人間は 天の心を聞き得る
    *直属上官の命令でも 民を苦しめて 腑に落ちないものなら 拒否して 相手が納得するまで諫言するのが 天意
    *王陽明の良知の説、知行合一の説と似ている
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    投稿日:2017.12.27

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