【感想】隣国への足跡 ソウル在住35年 日本人記者が追った日韓歴史事件簿 (角川ebook nf)

黒田勝弘 / 角川ebook nf
(1件のレビュー)

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  • shimu2

    shimu2

    【隣国への「日本の足跡」を追い、探った結果としていえることは、かの地には「地政学的環境」から関心は持たざるをえないし、付き合わざるをえないが、しかし「足が抜けない」ほど深入りしてはいけない、そして海峡を渡って北に向かう時は慎重にかつ十分に用心しろーーである】(文中より引用)

    およそ35年にわたりソウルの地で記者として活躍した著者が、日本と朝鮮半島にまつわる数々のエピソードを紹介するとともに、日韓・日朝関係についての思いを綴った作品。著者は、共同通信及び産経新聞のソウル支局長を務めた黒田勝弘。

    朝鮮半島の近現代史に関する著作はこれまでにいくつか手にとってきましたが、本作はその中でも含蓄に富んだ一冊だったように思います。また、事件や関係者の取材をベースとして記述がなされているため、無味乾燥なものではなく生きた歴史を味わえる点も魅力的です。

    この著者の達観感を参考としたい☆5つ
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    投稿日:2021.03.06

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