ずうのめ人形

澤村伊智 / 角川ホラー文庫
(39件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
6
14
12
0
0
  • 相性抜群な作家さん…

    同作者の、「ぼぎわんが、来る」に
    続き読了。

    うぅむ、面白い。
    この作者さんと僕、相性とっても
    良いかも。

    あとがきで怖さを強調してあるけど、
    単なるオカルトやホラーのジャンル枠

    を、良い意味で大きくはみ出している
    と思う。

    随所に伏線が仕込んであって、後段に
    複合していくところなんぞ、その辺の
    ミステリー作より抜群にミステリアス。

    単に怖さを求めるならば、他にも怖い
    本は山のようにあるが。

    こういう頭も使いつつ、地味に怖さを
    感じる作風って、他に見ないな。

    前作ぼぎわんで活躍した、比嘉姉妹の
    キャラに極端に依存しないストーリーも
    グッドだと思う。
    キャラ頼りにすると、あとあと
    続かないしね。

    といいつつ、比嘉姉妹見たさに
    続いて同作者の作品を読もうと
    思っているところです!
    続きを読む

    投稿日:2018.12.26

ブクログレビュー

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  • 酔歩

    酔歩

    本格ミステリの様式で味付けをしたホラー小説として申し分なく楽しめたが、それ以上に、ポップカルチャーとしてのホラー/オカルトに対する作者の愛が存分に感じられる。

    前作の妖怪譚も今作の都市伝説も、怪談話が独り歩きして化け物になっていくところは同じ。そう言ったホラーのメタ性が上手いこと物語の「肝」となっている。

    このシリーズによってJホラーの模倣子(meme)は更なる進化/深化を遂げることだろう。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.26

  • 越智

    越智

    その話を知った者は呪われる。
    呪われた者には人形が見えるのだ。真っ黒な振袖を着た真っ黒な髪の、顔は■■■な■でぐ■■■に■かれた「ずうのめ人形」が。
    あるオカルトライターの不審死から開けてはならない都市伝説の箱を開けてしまう人々。


    「ぼぎわんが、来る」を読んでいたので、野崎さんや真琴さんに親しみが湧いてしまった。
    ただし、ストーリーそのものは核のとらえどころがなくて、オカルト小説をベースにしたオカルト小説なので、演出上なのか仕方ないのかもしれないし、呪いなんてものはそういうモノであって、理屈をこねくりまわして整合性を保つなんてのは本質ではないのだろうとは思うけれども・・・。
    うーーん。限りなく想像という邪推をしまくれば、文字にできない恐怖やそのつながりを味わえるのかもしれない。
    つまり個人的には怖くなくはないけれど、夜眠れないとかトイレに行けないとか、それほどではなかった。
    具体的に語ると中身がわかっちゃうので書けないなあ、ジレンマ・・・。
    わたし、読む前からもっとずっと不快でエグくて、辛くなるような内容を想像してたんです。胸糞悪くて読み進められなくなるような。でも違ってた。
    思い切って言えるのはホラーなんだけど「読むのを怖がらなくていい本」ということです。
    読みやすい文章という点では安定のオススメ。
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    投稿日:2019.09.05

  • kamyu135

    kamyu135

    「ぼぎわんが、来る」の時にも思いましたが、すぐにでも映像化されそうな(頭に映画のシーンがパッと浮かんできそうな)、良い意味でも悪い意味でも映画的な作品かなと思いました。ただ怪異を扱うだけでなく、人の心の闇のようなものを描写するのが巧い。ホラー初心者でも読みやすいし、面白いと思います。続きを読む

    投稿日:2019.08.14

  • borahina

    borahina

    オカルト雑誌で働く藤間は、不審死を遂げたフリーライターが遺した原稿を読んだことで、呪いの連鎖に巻き込まれる。ぼぎわんに出てくる、野崎と真琴コンビが登場。

    相変わらず良く出来てる。
    引き続き、続編を読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.07

  • もるさんはおやすみしてる

    もるさんはおやすみしてる

    前作のぼぎわんが、来るよりも面白さがあった。リング世代のホラーがブームになっていたあの時代のフィルムが現代に蘇るような匂いを感じた。幽霊や呪いの怖さよりも、人間の業の深さがより一層ドロドロとしたものに書かれているのも臨場感を感じてドキドキしながら読み進めました。面白かったです。続きを読む

    投稿日:2019.07.21

  • usotaro08

    usotaro08

    ぼぎわんに続いて2作目も。
    聞くと死ぬと言われる『ずうのめ人形』の話と現実に起こる変死事件の話を交互に持ってくる事で、先を知りたい気持ちがより強くなって、ページをめくる手が止まらなくなり久しぶりに1日で一気に読んでしまった。
    前作でも感じたが、この作家さんは描写がとてもうまくて、読んでいて映像として見えてくるから、より面白いしより怖い。
    ずうのめ人形をリアルに想像できすぎて、しばらくはお風呂で目を閉じれなさそう。
    ホラー要素と後半のミステリー要素が絶妙で、謎解きの感覚も楽しめた。
    などらぎの首も早く読みたい。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.19

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