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南杏子 / 幻冬舎文庫 (144件のレビュー)
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総合評価:
Dumpling Junky
終末期
看取ると言う事 本書は その行為を身をもって教えてくれる貴重な1冊である。しかも著者が医師で有るために事実に沿って克明に細部までが描かれている。涙無くしては読む事の出来ない秀作ではなかろうか。「自分自…身の最後はどうしたいのか?」を深く考えさせられた時間でした。続きを読む
投稿日:2020.07.19
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江口 昇吾
自分も周りも、あがらうことなく死を受け入れることができるのか、本当に難しく、大切な問題だと思います。ぼくも理想はいわゆるピンコロリですが、いざその時が来たら死を怖がらずに受け入れらる自信はありません。…そんな時に倫子さんのような人に看取って欲しいなと思いました。続きを読む
投稿日:2024.04.06
四季子
在宅で最後を迎える患者の訪問クリニックに勤める医師の物語。 日常の中でおだやかな終末期を迎えることをイメージした言葉がサイレント・ブレス。 自分の最後をどのようにして迎えたいか、それは自分だけの思いだ…けでなく家族の思いもあり、そう出来るか否かの環境もある。 その時を考えて置かないといけないと思う気持ちと、どうなるのか予測出来ないとの思いでやっぱり決めるのは難しい。続きを読む
投稿日:2024.03.31
mitti.yassan7
死にゆく人に何もしない選択があるとは、また、それがその人にとっての幸せかも‥とは、思ってもみなかった。 自分の家族の事を考えさせられる
投稿日:2024.03.28
highriver
死への向かい方、終末医療について考えさせられる作品。 日本では安楽死が認められていない。そのために昔から「死ぬ権利」や「尊厳死」などが多く議論されてきた。 本作はその手の「こうあるべき」と声高に主張す…るでもなく、法改正のために社会を動かすべく犯罪に手を染めるミステリでもなく、現場を体験してきた医師の実体験に基づく死に向かい合う医療関係者の話だ。だからこそ荘厳で静謐、心がこもった描写は力強く胸を打つ。 偶然、今自分の母親が似たような状況にあるため、果たしてどうする事が本当に良いのだろうかと思いながら読み進めた。実際の在宅医療が綺麗事では済まない状況も描写されており、現実での難しさをひしひしと感じる。 ただ一つ言えるのは、死に臨んでいる当人が何を望んでいるのか。どうする事が当人にとって幸せなのか。それを考えることでしか答えは出ないように思う。 終末医療と訪問医療の理解を深める佳作だった。続きを読む
投稿日:2024.02.26
2035420番目の読書家
フィクションながら現役医師の作家のデビュー作でもあり、作家自身の体験が強く感じられる。「サイレンブレス」というタイトルと「看取りのカルテ」というサブタイトルも率直で好感もてる。作家の真面目さが感じられ…るとても良い本だ。続きを読む
投稿日:2024.02.21
eshima002
看取り。 必ず最後は誰もが迎える。 頭ではわかっていても、実際に身近な者がその立場になった時、「いつまでもいて欲しい」と思う。 だから、やれるかぎりのことをする。 それが、本人の望みでないとしても。。… 意識のない祖母が、痰吸引をされた時の苦しそうな辛さそうな表情。 意識のない祖母の脚が、浮腫んでぱんぱんだったこと。 そんな光景を思い出した。 あれは、祖母が望んだ最期だったのだろうか。。 「一才の延命治療は断る」と書き記し、その通りにホスピスで安らかな最期を迎えた伯母の最後の顔も思い出した。 一人暮らしだったから厳しかったけれど、家で迎えさせてあげたかったな。とも思いながら。 書中で、「自分だったら、この最後を望むか?」と、いう一文があり、ハッとする。 本の中のそれぞれのケースは、架空だけれども、それに似たことは、今の世の中にたくさんある。 そして、自分の身近な親族がそのケースを体現するのも、遅かれ早かれある。 その時になって、迷わないようにしたいなと思っている。 終末期医療を考えるにあたり、良い本だった。続きを読む
投稿日:2024.02.18
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