【感想】ナツイロ

関口尚 / 集英社文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
2
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10
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ブクログレビュー

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  • 亮



    大学のリゾートバイト研究会に属する主人公。
    恋愛傷心も兼ね、住込みのみかんアルバイトとして、愛媛へ。
    海と山しかない大自然の中で一人の女の子と出会う。いや、見かける。そして、絡まれる。
    その女はシンガーソングライターだと。
    瀬戸内の青空から、舞台は東京へ。そして、30万円を持ち逃げされ、再び愛媛、松山へ。
    青春ものではあるが、本作はそこまで、涙溢れるというよりは爽やかの方が強いかな。
    関口尚氏の作品では、大概、感動で泣かされてるからな。
    こういう形も悪くはないが、泣ける作品がイメージ強い。
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    投稿日:2019.05.10

  • sky-reader

    sky-reader

    東京の大学に通い、ひょんなことから愛媛でミカンのアルバイトを行うことになる田中

    その家の娘でシンガーソングライターのリン

    音楽を通して成長していく2人の姿、読んでいてさわやかになる

    あきらめないことの大切さ、人とのつながり

    夏を超えて成長していく2人を描く
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    投稿日:2018.10.28

  • Mao Nishiyama

    Mao Nishiyama

    大切な友達がおすすめしてくれた本。爽やかで夏にぴったりでした!みかん食べたくなったなぁ〜〜
    "枠組みはどんどん外していけよ"

    投稿日:2017.08.12

  • ptt219

    ptt219

    2017/8/7
    みかんアルバイターで愛媛にみかんの収穫のアルバイトに来ていた大学生の譲と、その街で育ったシンガー?のリンの二人を中心としたお話。
    バンドは好きで歌も結構聞く方だと思うけど、この話はまだまだ売れないシンガーであるリンが悪戦苦闘しながら無鉄砲に突き進んでいく様子と、それを間近で見ていて時には心をイラつかせたりしながらも彼女の歌に影響されていく変化が描かれている。
    ただ、ストーリーも特に大きなひねりがあるというわけでもないので、話が普通に通過していくような、可もなく不可もなく、みたいなそんな感じを持ちました。
    愛媛県には実際にみかんアルバイターなるものは存在するのか?とか、大学でリゾートバイト研究会という名のリゾートバイトしまくる大学生とか本当にいるんだろうかとか割とそっちが気になってしまったり…笑
    リンみたいな周りに迷惑かけまくりながら無計画で無鉄砲に突き進むのは良くないと思ってしまったので、多分自分は譲に似てるのかとも思いました。
    イイバランスのところで人に迷惑はかけないように、でも自分のやりたいことを追求して時には突っ走っていくことも必要なのかなー。
    誰かと衝突したとしても、自分のこれだけはってところはやっぱりあったほうがよくって、衝突を避けることが必ずしもイイとは限らないんじゃないかなんてことを読みながら考えてしまいました。
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    投稿日:2017.08.07

  • すー

    すー

    予想を裏切る意外な結末。
    こんな形での人間成長物語は初めて読んだ。
    あまりきれいな話とは言えないが、「やられた」という感じになる。

    投稿日:2017.06.12

  • caju

    caju

    関口尚さんは、きっときちんと積むべき人生経験を積んだ、正しい感覚を持つ人なのだろうな。だからこそ、よくないものも描けて、その中の素晴らしい、綺麗なものも描ける。突っ走るヒロインも、お人よしから一皮むける主人公も、決して嫌いにはなれないキャラクター。ただ、富永のくだりは自分に変なスイッチが入ってしまい、うまく読めなかった。このような展開も、さらっと描けるあたり、やはり作者は大人だと思う。続きを読む

    投稿日:2016.07.30

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