【感想】IQ

ジョー イデ, 熊谷 千寿 / ハヤカワ・ミステリ文庫
(49件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
5
16
14
5
1

ブクログレビュー

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  • ☆HIRO☆

    ☆HIRO☆

    ラッパーが多く出てきて面白い。
    ギャング、ドラッグ、いかれぽんちでハードボイルドに近い。はたしてここに出てくる黒人文化はどこまでリアルなのか。

    投稿日:2023.01.09

  • don

    don

    青年探偵が犬を使う殺し屋を探し出す仕事を請け負い。殺し屋とその雇い主を探す話。また合間に探偵になる契機挿入し、交互にすすめている。スピード感がありエンタメ性にあふれた作品て映画を見ているような感覚だった。じっくりした推理を目当てにしているならこの作品は向かない。元犯罪者の主人公は人を選ぶかもしれない。続きを読む

    投稿日:2022.05.22

  • 333

    333

    渡辺由佳里さんの本で紹介されていて知りました。
    ロサンゼルス在住の黒人探偵が物騒な地域を根城に活躍する、新しいシャーロック・ホームズものとしては楽しかった。
    相手にするラッパーやドラッグ売人、レコード会社プロデューサーなども現代的で面白い。

    ただ最終の謎解き部分が、??が多いのと、あまりにも多い固有名詞について意図が理解しきれず、なかなか読み通すのも大変だった。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.26

  • kumasank

    kumasank

    数年前に評判になった一冊。途中までは面白かったんだけど、だんだんよくわからなくなる。黒人版ホームズを期待すると、ある意味そうなんだけど、ミステリーというよりはクライムノベル。

    投稿日:2021.05.21

  • ブクログブクロ

    ブクログブクロ

    ギャングの跋扈する地帯で両親を早くに亡くし、年の離れた兄に育てられた異常に頭の良い青年の謎解きミステリー。
    相棒役は、高校時代から薬物ディーラーをしていて家なしが故にお互いに嫌々ルームメイトをしてきたドッドソン。著名人にはヘコヘコするし金で動くしなんもわかってないのにクライアントの前ではパフォーマンスだけするし基本的には嫌な奴なのに、料理の鉄人のファンでめちゃくちゃ凝った料理作ってくれるとかちょこちょこ憎めない設定が入ってる。
    頭の良い黒人が主人公という小説は初めて読んだ。オバマ大統領の後から、段々と成績も良いけどクールな黒人というジャンルが開拓されてきた(あるいは、日本人にも可視化されるようになってきた)気がする。主人公の感じはなんとなくケンドリック・ラマーと思わせる。いつか映画化されそう。
    書き手が還暦近い日系人てとこもびっくり。
    結局お兄さんの復讐劇と小児性愛のヘンタイの話は次巻以降にお預けなのね。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.25

  • みけ猫

    みけ猫

    またまた渡辺由佳里さんのオススメから。(まだまだ続きます)

    著者の地元、犯罪多発地帯として知られるロサンゼルスのサウス・セントラル地区を舞台にした犯罪小説、ということで、勝手に重厚な社会派ドラマかと思ってたけど、意外にもハリウッド的アクション満載な軽い物語でちょっと驚いた。

    うーん、こんなことは言いたくないのだけど、訳がひどい。
    すごくおもしろい話なのに、訳文が、一度読んだだけでは意味が分からなくて、3回くらい読んでやっと理解できる、ということが多々あった。5回読んでも結局意味が分からない、という文章も数回あった。とにかく読む勢いを削がれるったらない。
    これは担当編集者の怠慢じゃないのかしらん。

    あと、意図がよく分からない謎のルビも多かったなぁ。
    (例えば、「落書き」にグラフィーティ、「私道」にドライブウェイ、などとルビがある。そのルビ必要?)

    お店の名前は100%カタカナ語で処理、もいかがなものかと思った。例えば「トップ・ノッチ・アプライアンシズ」とかは何の店か分かるように、日本語混じりで訳せるんじゃないの?などと思ってしまった。まあこれは好みの問題ではあるけれども。

    ということで、なんというか、元がおもしろい作品だったから最後まで読めたけれど、訳のせいでひどく疲れた。
    本来はもっと評価が高くてもおかしくない作品だと思う。

    ブラザー版ホームズ、というのがとても新鮮だった。
    ワトソン役のドッドソンがとても良いの。
    欠点だらけのほんとにしょーもない奴で、たぶんホームズ焼き直し史上、最低のワトソンだと思うけど、これまた欠点の多い主人公、ホームズ役IQの弱点をばっちり補完してもいる。
    ドットソンが料理するシーンが特に好きだった。
    特性サンドイッチ、すごくおいしそうだったなぁ。
    読んでいて私まで料理したくなった。
    ハーブ入りのマヨネーズって、なんのハーブ入れてたんだろう・・・映画では彼の料理シーンは詳細に描いてほしいなぁ。

    1冊の本の中にたくさんの事件を詰め込み過ぎかな。読み終わるとかなりおなかいっぱいになる。
    サービス精神が溢れすぎて、盛り過ぎる作家、という印象。
    映画化されるときっとそういう過剰な部分がそぎ落とされて、すごく面白くなりそう、と思った。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.01

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