【感想】トヨタ 現場の「オヤジ」たち(新潮新書)

野地秩嘉 / 新潮新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • beeko

    beeko

    中卒でトヨタの副社長になった人や、トヨタOBのノンフィクションの内容だった。トヨタの現場がどのような雰囲気なのかがよく伝わってくるし、オヤジ口調の書体なので、話を聞いているように読めた。
    いわゆるトヨタ生産方式の本はよくあるが、どんな人がどんな思いでその方式が生まれたかは書かれることがあまり無いので、ハウツー本とは違う視点で楽しめた。
    ハウツー本にあまり書かれていない内容で重要だと感じたのが、『ものは売れる速さで形を変えながら流れていく』という言葉だった。形を変えないもの(例えば在庫)には付加価値がなく、形を変える作業にこと価値があるということを学んだ。
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    投稿日:2022.12.08

  • えいすけ2

    えいすけ2

    単純に読み物として面白い

    モノを売れるスピードでつくる

    ネジが1つ落ちてたら、それを視認、迂回する作業がうまれる

    カラクリは侮れない

    ロボットに技術に教えるのはにんげんだから、人間の進化が前提

    増産用に長いラインを無思考に作ってしまったことへの反省。減産に対応できない


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    投稿日:2021.10.15

  • uzbooklog

    uzbooklog

    上京時の移動中に読了。
    中卒で15歳で入社してトヨタ自動車の副社長にまでなられた、河合満さんのエピソードを中心にして、トヨタ自動車の自動車づくりの現場から役員レベルまで出世された他の方のエピソードも交えながらトヨタのモノづくりの現場の底力に迫る一冊。
    登場される人物の若い頃のエピソードは、当時ならではのものが多く、決して現在の状況にマッチするものではないですが、その奥底に流れる人と人との結びつきや、モノづくりへの誇りなどは時代が変わってもこの会社の底力の源泉となっていることを感じることができました。
    現在の社長である、豊田章男さんにまつわるエピソードも随所に登場します。
    付箋は14枚付きました。
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    投稿日:2018.08.05

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