新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
本谷有希子 / 新潮文庫 (60件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
2061038番目の読書家
良い意味での星一つ。普段本読んでてこれにメモする時にわざわざ星一つにしようなんて思わない。なんてことなかった本ほど2か3でおわる。読後感が最悪でした。良い意味で。感情を動かされた何よりの証拠だと思うの…で。 熊田さんがどう思おうが俺は向伊を許さないし、心の底から軽蔑している。そりゃラストの熊田さんみたいに、気にしなければ、自分がそう思わなければ大抵のことはどうってことはないんだろうと思う。それでも、俺は向伊を徹底的に侮辱したい。 人に見下されているような気がして、見下されるかもしれないからというのが行動規範になるのは自意識が過敏な人間としてめちゃくちゃ共感した。続きを読む
投稿日:2024.04.13
かりんとう
このレビューはネタバレを含みます
帰省したときに電話をよこし会いに来る。 友達もセット。 他人を見下して嘘を平気でつき、思い通りに動かせると思っている、浅い男なのにそう思っていない男。 何でも言うことを聞く女、弄ばれたふりをして彼を欺く日を待つ女。 19歳からの5年間をかけて相手にやることかな…、こういう男は反省もなにもない、相手の立場になって考えても時間の無駄、と思うけど…、終わらせるタイミングは何度かあるけれど彼女は進む…。 読み進めるのがきつかった。どっちにも共感できず。向伊の魅力がザックリとしすぎていて、そこまで魅力のある人にはうつらなかった。最後の方で説明あったけど(p139) 向伊の世界のぬるさをようやく気がつくのに、嘘を吐いてほしいと願っていたり 男女やり方は違うが承認欲求のはなし。p149 笑われるのはそれほどのことじゃない、むしろなれてしまえば病み付きになる…。 彼女は5年かけてそれを学ぶために傷ついたとしたら、もったいないと思うけど。
投稿日:2023.09.04
おおにしみゆ
向伊を考えている時間か考えていない時間かの二択とか、想像上の粘液(だっけ?唾液だっけ?)とか、ものすごい言葉がたくさん並んでいて、私の脳みその中身かと思った
投稿日:2023.08.10
まるすけ
申し訳ないですが途中リタイアしてしまいました… 魅力たっぷりの男を目の前に美人の恋人熊田が復讐するために媚びる内容がどうにも合いませんでした。作品が悪いというよりも私と熊田、向伊の間に共感できる内容が…なさ過ぎて「なんでこの人はこんなことをしているのだろうか、気持ち悪い…」という思いです。 内容は超ディープでけっこうどっしり系の恋愛?を描いてます。 この手の話が得意な方は独特で異様な雰囲気を持つ本作にしっかり 対応できると思います。続きを読む
投稿日:2023.07.31
こっち
本屋で手に取り数ページ読んでみると、これは自分を投影させた話のように思えて思わず購入してしまった。 家や容姿、過去の経験などから構築された圧倒的な熊田の自意識と、向伊の出現により熊田自身が向き合わなけ…ればならない状況へと引き摺り込まれる様子をまざまざとそして冷静に描かれている様に感じた。 ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかも読み手に委ねられているようだった。続きを読む
投稿日:2023.05.27
こみ
なんだかヌメヌメとしたものが心の中に張り付いてくる1冊。 これは恋なのかはたまた恋じゃないのか 分かってた上で近づく主人公 でも実は私たちの周りでどこでも起こっていそうな。 いい意味での気持ち悪さがある話だった
投稿日:2023.04.19
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。