【感想】React入門 React・Reduxの導入からサーバサイドレンダリングによるUXの向上まで

react/reduxと、それを活用するための基礎的文法、拡張ツールに言及。
redux単体での説明が丁寧。

react、redux周辺の技術について書かれた本。reactはviewライブラリであるため、処理の流れが多くなると複雑になる。処理の流れをシンプルに整理するため使われる。reduxについて書かれた本…が少ないため購入した。todoアプリを作りながらreact、reduxの解説を行うという形式で進められる。後半はyahooショッピングのapiを使って非同期処理を行うチュートリアルの説明になっている。またwebpackやtestライブラリ、nodeやexpressについても簡単ながら書かれている。終盤はソースコードをgithubやfirebaseを使って公開する方法が書かれている。
全体的に様々なツールやライブラリについて最低限の説明が淡々と述べられている印象を受ける。図版が序盤に集中しており後半の図版があまりない。Qiitaや解説サイト、公式サイトレベルの解説しかされていないため初学者に親切だとはいえない。react周辺の技術に関しては他のviewライブラリと比べると学習コストが高いためじっくりredux、reactについて学習したい人には向いていないように思う。技術の種類については豊富で一覧性があるため近年使われている技術を浅く把握する程度には有用な本だと思う。詳細な技術については個人で調べるか該当技術について書かれた書籍が出版されたら買った方がいいだろう。続きを読む