the SIX ザ・シックス

井上夢人 / 集英社文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
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ブクログレビュー

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  • mmitomi666

    mmitomi666

    作者買いしてしまう井上夢人の作品。短編の連作。

    あした起きることが見える、他人の心の声が聞こえる、周りに虫が集まってくる…。
    そんな不思議な能力を「持ってしまった」少年少女たち。彼らの居場所はあるのか。。。

    井上夢人の超能力モノ。
    過去にも『魔法使いの弟子たち』という作品もあったが、あちらはSF。
    本作はもっと現実的なお話。
    近いのは『オルファクトグラム』とか、宮部みゆきの『龍は眠る』などか。

    描かれているのは望まない能力を手にしてしまった少年少女の葛藤と救い。
    まだその能力をどのようにすれば良いのかわからない年齢の少年少女たちなので、
    周囲の「理解者」が大きな存在となるのだが、その理解者たちの葛藤や態度も描かれている。

    短編それぞれでは、ようやく光っぽいものが見えてきたぐらいで終わり
    少し消化不良感が残る。
    それを解消すべく(?)6作目の短編が書かれているのだが、
    これがちょっと微妙だった。
    スーパーヒーリング能力を持つ大人びた中学生の少女が登場し、
    その娘も含めて今までの能力者を全員集合させて合宿的なものを開催する。
    そこで起こる色々なピンチをそれぞれの能力で乗り越えるのだが、
    どうにも“手前ミソ”感が強い。能力を生かすための場面を無理やり作り出した感とでもいうのか。
    また、ヒーリング能力を持つ少女も個別の作品が書かれていないせいか、浮いた感じに。

    全体を見れば読後感も良く暖かな作品だが、スッキリしにくいのも事実。


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    投稿日:2021.03.14

  • いもけんぴ

    いもけんぴ

    このレビューはネタバレを含みます

    超能力と呼ばれる力を持つ子供達の優しいお話。
    能力故の苦しみ戸惑い、周りの人や家族も含めて悩む様子からの理解者の登場に救われた。
    特に健太くんの話は壮絶で涙。
    最後の合宿の話は6人それぞれに胸が熱くなった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.09.03

  • nobumtd

    nobumtd

    不思議な力を持つ子供達。
    彼らの境遇は、決して幸せなものではなかった。
    彼らを集め、選ばれし者のチームを作った。
    今後、彼らはどうなって行くのか?

    投稿日:2019.03.11

  • あきら

    あきら

    『プラスティック』以来、井上作品五作目。“魔王の手”まで読み終えた段階では星二つの〈イマイチ〉という評価が最終話で一変した—— 。個々のキャラクタが活かされた話で、とても良かったです^^ 星四つ。

    投稿日:2018.11.02

  • シキモリ

    シキモリ

    超能力を持つ六人の子供たちを描く連作短編集。超能力と言えば聞こえは良いが、実際はその特異性の所為で誰もが【孤独】を抱えて生きている。登場する子供たちは皆ヒーローではなく、皆普通でありたい子供たちだ。そんな彼ら彼女らの孤独に寄り添う飛島先生を始めとした大人たちとの触れ合いが、孤独に戦う子供たちの心に潤いと救いをもたらしてくれる。六人の子供たちそれぞれに希望が宿った余韻を残しつつ終幕するラストは「the TEAM」同様に潔く軽快だ。やはりベタな題材ほど作者の力量が問われることを改めて思い知る。続きを読む

    投稿日:2018.06.20

  • kitarouchan

    kitarouchan

    人が一般には持たない不思議な能力を持つ子どもたち。その力の扱い方が分からず孤独に過ごす。心を開いてくれる大人に出会ったとき彼らの未来は光りだす

    投稿日:2018.04.20

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