【感想】男ふたりで12ヶ月ごはん

椹野道流, ひたき / プランタン出版
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
2
9
5
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ブクログレビュー

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  • たまこ

    たまこ

    眼科医の遠峯と小説家の白石は高校時代の部活の先輩後輩。
    ひょんなことから、芦屋の一軒家で男ふたり暮らしが始まった。

    このシリーズ、完全にハマっております。
    めちゃくちゃ面白いです。
    料理の描写がとにかくいい。

    今回作中で出てくるお店は、鉄板人気高級店が多くて予約困難店が多い。
    しかしながら、夢が膨らむ中華料理店やフォアグラが食べれる洋食店
    求肥で包んだケーキも捨てがたい。

    そして今回のメガヒットはなんといっても「味噌炒り卵」でしょう。
    早速作って、弁当おかずになりました。

    表紙がどうしてもBLやラノベっぽくてアレなんですが、大好きな作品です。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.24

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「四月」
    焼き肉。
    簡潔過ぎる文面から読み取れという方が難題だが、来てしまった以上は追い返せないな。

    「五月」
    芦屋バル。
    物を捨てられずしまい込んでしまうと、いつか溢れ出して大変なことになりそうだよな。

    「六月」
    肉団子。
    環境の変化についていけなければ、心と身体のバランスが崩れて大変なことになるよな。

    「七月」
    中華料理。
    食べきれないからと断念しそうでも、持ち帰る事が出来るなら気にせず食べれそうだな。

    「八月」
    サンドイッチ。
    まだまだ次にやることはあれど、一区切りである締切を打破した喜びはすごそうだよな。

    「九月」
    カレー。
    少し工夫するだけで普段とは違う味わいを出せるが、それが面倒だったりするんだよな。

    「十月」
    居酒屋。
    お互いに落ち着ける相手だからこそ、生活リズムが違うとはいえ一緒に暮らせるのだろ。

    「十一月」
    ベトナム料理。
    一度筆が進めば登場人物たちが動いてくれそうだが、きっかけを作るのは大変だろうな。

    「十二月」
    串カツ。
    知っていて当日に祝うことが出来ないのと、知らずに後日になるのでは違ってくるだろう。

    「一月」
    ジンギスカン。
    普段と違う時間の流れと一人きりという空間は、ふとした瞬間に孤独感を感じそうだよな。

    「二月」
    フレンチ。
    さり気ない気遣いがファンにとっては凄い嬉しい事だが、数少ないからこそ出来るのかも。

    「三月」
    ビーフシチュー。
    相手の事を考えてしまうと、嬉しい出来事でも直ぐに共有出来なくてヤキモキしそうだな。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.03

  • natsuki813

    natsuki813

    眼科医の遠峯が暮らす芦屋の一軒家に、高校時代の
    後輩でスランプ中の作家・白石が転がり込み、
    突然同居生活が始まった。みそ炒り卵、コロッケ
    載せチキンカレー…。今日もふたりで
    「いただきます!」。男ふたりのごはん歳時記。続きを読む

    投稿日:2022.10.31

  • pokopoko0713

    pokopoko0713

    期待してなかったけど、とても良かった。
    神戸行きたいー!出てくる料理が美味しそうで夜中に読むのはキツかった。
    とくに何が起こるわけではなく、たんたんと進んで行くんだけど、ゆる〜く美味しそうで何も考えずに読めるのは楽しい。続きを読む

    投稿日:2021.08.03

  • 鮎

    男ふたりが12か月間美味しいご飯を食べる話。(タイトルのまんま)
    「最後の晩ごはん」と同じくご当地グルメ小説です。ばんめし屋とのコラボないかなと期待したけどさすがになかった、残念。でも最後2人がお花見した芦屋川沿いはばんめし屋の近くですね。作者さん芦屋在住なのかな。美味しいお店とかたくさん知ってそう。イラストもかわいい。遠峯先輩は眼鏡という描写なのにかたくなに眼鏡姿では描かれていないのはなぜなんだろうか。
    しかし、プロの作家がPixiv見てるという描写には思わずゾッ…とした。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.24

  • 月渡

    月渡

    ほっこり微笑ましくお腹が減る小説です。
    先輩と後輩のべったりしすぎない距離感。
    背中くっつけてすわって、美味しいもの食べてるような関係が非常にツボでした。
    早く旅行できるようになって欲しいなー、そしたら、本を片手に食べ歩きたい!料理はまねできても、お店の味はそうもいかないからなー…
    続きを読む

    投稿日:2021.06.15

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