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榎木洋子, 唯月一 / 集英社コバルト文庫 (7件のレビュー)
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海月かなえ
緑のアルダ外伝デス。 本編後の話となっており、かなりほのぼのとした感じでした。 ルダート、馴染んでるなぁ。アナもちょっと腹黒というか…賢くなったね! アルダは相変わらずの超鈍感! 思わずウルファ頑張れ…、と思ってしまいました。 カートラムはヘタレデスよね! そして苦労人。そのうち胃に穴が開きそうです。オベロに弄られすぎて。 本編でも思ったのですが、ラダはやっぱりアルダが好きだったのではないかしら…。 一人になって、彼もかなり落ち着いた感じになりましたよね。 やはり、彼の行方が一番気になりますね…。続きを読む
投稿日:2010.12.19
月居遥
緑のアルダ、勢いにのって最後までいきました。 …が、正直第2部はダメダメです。 第2部全部すっとばして10巻「龍の島」から本当の最終巻「約束の地」に とんでもいいんでないでしょうか、悪役ラダっちのファ…ン以外は。 兎に角終盤はうんざりするくらラダの贔屓が凄いです。 話が進むほど、10巻が馬鹿にされたような展開で… からむのはラダばっかりで、龍は味付け程度。 終盤のキーパーソン・ルーエも色々と唐突すぎて奥行きが感じられない。 このあたりの書き込み次第で、「約束の地」での涙度合いも違ったと思います。 なんか別のところでも書いたなこの感想(苦笑)。 改めて完結巻・「約束の地」も読み返しましたが、これは良かったですね。 ラダの補足ばっかりだった「龍の歌」に対して、「りゅーま」からのファンも 納得のEDへと繋がっています。 はっきり書かれていませんが、アルダ・ココは「りゅーま」の主人公・タギの一族の 子孫では?とほんのり触れられています。 これも消化不良ではあるのですが、あいまいなほうがいいかも、でもあり何とも複雑。 「約束の地」は皆最高でしたが(笑)、終盤のささやかな収穫人物はルダート王子ですね。 でも彼が1番色々な意味でラダっちのとばっちりを食ったキャラのようにも… 終盤ラダだけが暴れすぎたせいで彼や龍の存在さえぼやけたので; このあたり含め「龍」の巻き返しが「乙龍」シリーズでみれるかも気になります。 …というわけで★5つは「約束の地」の評価。 本編ラスト2巻は単体で感想書く気も起きませんでした。続きを読む
投稿日:2009.10.29
kirimark
終わり方が唐突な気が・・・。ある意味どこででも終わらせられたってこと・・・?って感じ。 しかも最後はもう「ラダ、ラダ」ばっかりだったし。まぁ、途中アナンシアが主役?って感じになったりもしたし。最後はア…ルダ・ココにスポットライトが当たった気はするけどね。 特に感動もなく、面白かったというほどでもなく。続きを読む
投稿日:2009.05.24
つぅ
あの子が帰ってきた!! 彼女が出てくることを期待して今までこのシリーズを読んでいたといっても過言ではないワタクシ。 彼女がちらりと姿を見せただけで、もう感無量。 一体どんな気持ちで彼女はヨールを訪問…したんでしょうね? 彼女の口から零れる台詞一つ一つが重くて重くて…! いえね、実は…「りゅーま」のあの最悪の事件を読んだ翌日、私ってば漢検の日だったんですよ。 なのにタギへの怒りがどうにもこうにも収まらず、問題用紙にタギのあほー!と書きなぐった記憶が。 それほどあの事件には…というかシェイラに肩入れしてしまっていたんですねぇ。 そしてそのまま、ずーっと心にしこりが残ったままだったんです、日々野。 だからもうホント、この、これを待ってたんだよー!!と、ダダ泣きしました。 彼女のお話は、もう読めないのかな〜…。 ヨールが彼女を訪問するお話とか、読みたいなぁちくしょう! …と、最後のお話ばっかりに触れてしまうくらいに衝撃的だったんです、彼女の登場は。 アルダももちろん大好きだし、初々しいカップルは見ていて和むのですが…あ、もちろんアナ王女の策謀渦巻くオトナの恋愛も面白いけど(笑)。 あの人が出てきたら、もうあの人の一人勝ちだと思う。 そのくらい好きで、そのくらいずっと心配していたんです、彼女のことを。 続きを読む
投稿日:2009.03.03
1more
緑のアルダシリーズの外伝。……というより、最終巻の補足、といったほうが正しいかもしれません。 カートラムとアナンシアのその後や、ヨール、アルダ・ココとウルファのその後が分かります。
投稿日:2008.07.23
faily2008
これは発売初日に買って読んでしまいました。 だって、ずっとずっとず〜っと、待ってたんですっ!! アルダ・ココの鈍感さは本当に相変わらずで、思わずウルファが哀れに思えてきてしまうのも、また相変わ…らずですね。 そのことは、カートラムやアナやオベロやルダートなんかにも言われてます。ウルファ、弱いです。というか、アルダの女性陣が強い、というべきなんでしょうか? 何にせよ、ウルファは苦労性だと思います。意中の相手の鈍感具合(アルダ・ココは天然レベルが高いので、そのことも拍車をかけて)には、耐え忍ぶしかないですもんね。 ウルファ、ご愁傷様。(笑) まあ、お二人が幸せそうで、一安心しました、といったところでしょうか。 最後の書き下ろし、「再会」は、そのまんまのタイトルですね。 大人になってるシェライギーニが、なんか神秘的でステキな女性(女龍?)になっていたことに驚くと同時に、感嘆してしまいます。 年月は成長を促すんですねぇ。(しみじみ) また、ルーエンウィーダとアナンシアのお二人の仲良しさと、ルーエンウィーダのお茶目っぷりには「きゃーっ!!」と歓声をあげたくなります。 アナンシアとリダーロイス王の会話が、読みたくてたまりません。苦労が語り合う二人が思わず頭の中に浮かんできます。 ああ、読みたい! そんなこんなで、読み終えました。おそらく、アルダはこの短編集で終わりなんでしょうね。寂しいようなホッとしたような複雑な気持ちです。 続きを読む
投稿日:2008.06.19
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