【感想】滅びの季節に《花》と《獣》は 〈上〉

新八角, フライ / 電撃文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Mu

    Mu

    うわー、これ好きだなあ。
    ファンタジー世界での恋物語はまったく自分のツボだ。

    巨大な花の中にある街、奇跡の力持つ大獣(おおけもの)、奴隷としての人々、そして襲い来る天子。
    誰も見たことの無い緻密に作り上げられたファンタジー世界は、けれどどこか懐かしさを誘う。
    その舞台の中で人と、人ならざる者とが惹かれあっていく様がとてもいい。
    なんというか、キミたち子どもかと言いたくなるほど、微笑ましかった^^

    いろんな葛藤とすれ違いを乗り越えて、最後には世界の危機に当然のように二人で立ち向かう様は、二人が育んできた絆の強さを見るようだ。
    けれど、その戦いが二人を永遠に分かったのか。

    誰よりもみんなの幸せを望んだクロアに、幸せが訪れることを願って、下巻を読もう。
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    投稿日:2019.05.14

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