ぼぎわんが、来る

澤村伊智 / 角川ホラー文庫
(90件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
11
48
19
2
0
  • 比嘉姉妹に魅せられます…

    ホラーだと思い読み進めて、
    あれ?ホラーと思わせといて
    実は人間同士のミステリー?と
    勘違いさせられ、結局は
    超ホラーでした。

    沖縄比嘉姉妹のキャラが良かった。
    特に姉の琴子が登場してからは、
    桃太郎侍や水戸黄門がラスト成敗
    してる時くらいグイグイいった。

    まったく内容に先入観がなかった
    ので、よりいっそう楽しめました。

    題名を「来る」とした映画にもなる
    そうで、すっげぇ観てみたいと思い
    ました。

    おかげ様で同作者の他の作品を、
    作者買いしちまいました。

    比嘉姉妹の短編集的なものもあって、
    この本の余韻を残しつつ読んで
    いきたいと思います。

    ※それにしても、田原ダンナの
    バカっぷりには、腹が立ったな。
    野崎の存在感も捨てがい。
    登場人物、生き死ににかかわらず、
    それぞれ、いい味出してたなぁ~。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.12

ブクログレビュー

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  • haineko

    haineko

    面白かった本当によかった。前半は正体不明で怖くて怖くて、後半から段々と解明されていく。
    で、その課程がこう自分の中にもある人間のドロドロした部分がすごく大きくて。
    ほらみろざまぁ!!そうだな!とか高笑いしちゃってる自分が怖い。やっぱり自分こっち側の人間なんだなと自覚する。
    比嘉姉妹が格好いいなぁ。
    映画を見たい。
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    投稿日:2019.07.05

  • くち子

    くち子

    比嘉琴子のキャラクターが強烈。映画が面白かったから原作も読んだのだけれど、読みやすくて面白かったです!
    映画では曖昧だったぼぎわんについて詳しく書かれていたのもよかった。化け物がやってくるところや伝承なんかを語るところはゾクゾクして怪談を聴いてるようでとても好き。でも怖いな、って思ったのはぼぎわんよりも人間のほうでした…。
    映画のほうはぼぎわんよりも、この人間の悍ましさのほうに焦点が当てられていたんだね。どっちも好きだけれど、原作は化け物ホラー、映画は育児ホラーって感じ。
    比嘉姉妹がほんと魅力的だったので他のシリーズも読みます!
    続きを読む

    投稿日:2019.07.03

  • もるさんはおやすみしてる

    もるさんはおやすみしてる

    映画「来る」が面白かったので、原作も手にとってみました。映画がかなりアレンジされていたことに驚きつつ、何か正体の掴めない怖いものが来る怖さが、これが何だったのかに理由がつき、またその解釈で怖い思いをする本でした。
    姉妹も小説のほうも描かれ方がとても味わいぶかくて好きかも。次は続編のずうのめ人形を読みたいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.01

  • 9nanoka

    9nanoka

    怖かった…霊的な怖さと人間の怖さと、どっちも堪能してしまった。
    謎解きがまた面白くどんどんページをめくった。
    各章ごとに視点が違い、一章で出てきた旦那の証言が、二章の妻視点で次々と覆っていくのが面白い。確かに、読みながら違和感を感じていた部分が多々あり、それはやっぱりこういうことだったのね、と。
    三章の大討伐ですっかり比嘉姉妹のファンになってしまい速攻で次巻を購入したが、時々ぼぎわんを思い出して日常生活に支障をきたしているので読むのをためらっている。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.26

  • 茶柱たつこ

    茶柱たつこ

    このレビューはネタバレを含みます

    幸せな家庭を築いている男が得体のしれないバケモノに狙われる。
    それは子供の頃祖父の側で見たバケモノ。
    何故狙われるのか、バケモノは何なのかという謎から霊能者とバケモノのバトルになっていくのが面白かった。
    呪い自体も気持ち悪いが、呪われる原因がまた気持ち悪い。
    こういう家庭の話は女性側の話を時々聞くので、余計に不気味さがあった。
    ただ准教授の呪詛が唐突。
    男に対してならまだしも、小さい子供を抱え夫を亡くしたばかりの女が靡かなかったからって呪うというのは稚拙すぎる。こいつもモラハラ体質だったということか。
    ラストが不吉な余韻で終わるのがまたホラーらしくて良い。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.16

  • sigatuyukai

    sigatuyukai

    評判がよかったので購入。
    関係ないですが実写映画は「来る。」にタイトル変更されたそうで……ぼぎわんからぼぎわんぬいたらぼぎわんじゃないだろ!!それ一番大事な要素だろ!!いや、短くインパクト狙いにした意図もわかりますが、このシリーズは謎のひらがな名称がフックになってるので……

    あらすじは他の人が解説してるので割愛。
    ホラー要素はそこまで強くない……かな?逃げても逃げても追ってくる、知り合いや家族を騙って詐欺にかける、ぼぎわんのアグレッシブさはヤバい。こんなストーカー絶対いやだ。
    章タイトルがこっている。全部通して読むと「なるほど、だからか!」と腑に落ちる。
    そして一人称視点の語り手が交代すると、その印象がガラリと変わる。パパ友だの名刺ポエムだのは、本人視点で既にドン引きするウザさで、こんなヤツが父親だったらいやだ……と素で思った。
    読了後に読み返すとちょっとした文章の裏が見えてきて(「この手の施設特有の湿った空気」「大事なのは妻の気持ちを慮ることじゃない、夫である私がどうしたいかだ」)独善的な夫への嫌悪感が増す。
    この作者の特色というかなんというか、独善的な夫や上司によるモラハラ・パワハラ・セクハラ・DVが頻繁に取り上げられ、その描写がすごくねちっこくクズさがリアル。
    野崎や真琴のパートはさほどひっかからず読めるのだが、ぶっちゃけ香奈視点はキツかった。キャラクターが作者の価値観や憎むべきものを代弁するスピーカーになってるみたいで……

    ラストはホラーからバトル路線に舵を切り最強の霊能者・琴子が大活躍。
    最大の見せ場は「比嘉琴子かああああああああああああ!!」です。
    バケモノも跨いで避ける琴子が強すぎて、あんまり怖くなくなってしまった……。

    最大の被害者は逢坂さんです。
    他人の為に体張ってあんな目にあったのにその後特段触れられずフェードアウトなんて報われない……。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.10

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