【感想】流れを操り、勝負を支配する 絶対に勝つ黒い心理術

ロミオ・ロドリゲス・Jr. / PHP研究所
(1件のレビュー)

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  • tokudaidokusho2

    tokudaidokusho2

    このレビューはネタバレを含みます

    この本は元敏腕カジノディーラーでアジア随一のメンタリストであるロミオ・ロドリゲス・jrが教える勝負強さのコツこと心理術について書かれた本です。
    本屋で心理学関係の本を探していた時偶然僕の目に留まり、立ち読みをして、読むに値すると判断してここに至ります。
    いざという時に勝負に弱い人、相手との交渉ごとが苦手な人、 メンタルが弱い人にはオススメの一冊です。
    この本はカジノのギャンブルの例を中心に、様々な状況で窮地に追い詰められた際に、状況ごとに切り開けるよう編み出された心理術について具体例を用いて、重要な場所は強調して分かりやすく説明しています。
    ここでこの本を読んで、私が一番参考になった心理術を紹介したいと思います。

    ・グリップロー効果
    この効果はモチベーションを保つために編み出された技術であります。
    普通の人はモチベーションと言えば物事に対して意欲が燃え続ける状態、やる気が一杯の状態を指していると思います。(と筆者は言ってます。)
    しかし、それでは時間が経ち、月日が流れるごとに薄れていってしまいます。
    なので本当の意味でモチベーションを維持するためには、自分の感情は無視して、決めたことをただ単に、淡々とこなしていくことが重要です。
    けれども、かくは言ってもこのことを可能にするのは難しいことです。そこで登場するのはグリップロー効果です。
    グリップとは握ること、ローとは規律のことを指します。
    そしてそれは決めたことに一つ取り掛かるたびにブレスレットのような物質で心の中の数字や目標を表面化させます。ブレスレットを例に挙げると、決めたことに一つ取り掛かるたびに、ブレスレットの右を握ります。すると決めた数字が終わるまで、絶対に辞めないという「規律」を意識的に作りだし、モチベーションは保たれるということです。

    心理術はこの例を最後に留まりますが、僕はこの方法を知って、受験時に特に目標もなく気の向くままに勉強をのらりくらりしていた自分に是非とも見せたかったです。
    それ以外にも役に立ちそうな心理学はいっぱいあります。題名には黒い心理術とありますが心理術はギャンブルのような日常とは懸け離れた非日常だけでなく、普段の日常的な場面でも役に立つ場面は沢山あります。なので心理術というだけで身を構える事はやめて是非とも読んで貰いたいです。

    ハンドルネーム MGUK
    図書館に蔵書なし

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    投稿日:2019.06.19

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