沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一~巻ノ四 映画カバー合本版

夢枕獏 / 角川文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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  • 17年間連載の集大成がここに完結

    なんとまぁ、17年間も連載し続けていた作品なんですねぇ。あとがきで夢枕さんが思わず自画自賛しちゃってますけど、誰も反論の余地がない大傑作だと思います。空海と橘逸勢の掛け合いが軽妙でシャーロック・ホームズとワトソンみたい。意外にも俗っぽい空海と、これまた意外にも頭悪そうな橘逸勢、二人とも魅力的です。唐の歴史小説としても、SF小説としても、あるいは仏教史、漢詩、空海の伝記としても、あらゆるジャンルがてんこ盛りで、どんな角度からも楽しめる逸品です。映画のストーリーとは若干違いますが、原作の方が断然いいですね。とにかく空海はスーパー天才坊主だったってことがわかった。そして、最後に白居易の長恨歌読んでも、やっぱり凡人の私には解釈が難しいかな。この続編とも言うべき空海の日本での活躍も描いて欲しいです。作者も絶対書くと明言しているので、期待して待ちましょう。続きを読む

    投稿日:2018.03.14

  • 空海って弘法大師だよね・・・ こんなに艶っぽいキャラだっけ?

    夢枕先生、合本版で一気に読ませていただきました。確かに傑作です。おもしろい。陰陽師の晴明と博雅の名コンビに負けない空海と逸勢の掛け合いがいい感じ。陰陽師ワールドに、中国大陸プラスシルクロード経由の南蛮人・チベット人など多種多様な登場人物が物語を拡げて、ページをめくる指がとまらない!あっという間に2回読了ですよ。劇場版を観に行く前に、予習のつもりで北大路欣也版の空海もバッチリ観ちゃいました。毎年何気なく初詣に行っていた成田山新勝寺も真言宗 『密』だったなあ。登場人物全てが絡み合う謎を解いて『密』を我が物にするまでの物語が深いなあ。飄々として、時に妖しくニヤつく空海が最高。帰国後の活躍も読みたいなあ。でも、東天の獅子の続きも読みたいなあ。夢枕先生、どうか健康で創作をお続けください。続きを読む

    投稿日:2018.02.28

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