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鈴木光司 / 文春文庫 (4件のレビュー)
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しんじょう
大家が伸び伸び書きたいものを書いた風があって、その、大変よろしいかと存じます。 樹海がテーマで鈴木光司の短編集と聞くと、私のような浅薄な読み手は仄暗い水の底からとかを想定して臨むのですが、絶対そこを…織り込み済みでずらしてきてますよね、これ。続きを読む
投稿日:2019.03.17
honey bunny
このレビューはネタバレを含みます
6話構成になっているけれど登場する人物は、どこか細い糸でそれぞれが繋がっていて そしてどこか不幸としか思えない人生をそれぞれが送っていて…所謂 幽霊話でゾクゾクするようなホラーでは無い。でも、この人物はどうなって行くのだろう?と先を読みたくなる…が、なんだか登場人物が多いせいもあるけれど長いお話だったな。と、言うのが私の感想。
投稿日:2018.05.07
空きみ
作者の名前,タイトルそして帯にすっかり翻弄されてしまった。ホラーではない。分類が難しい。色々と盛り込んで得体の知れないものになった感。掴みどころがなく軽い苦痛を感じた。 あらすじ(背表紙より) 樹海―…それは社会の底辺で生きることに疲れた人びとの終焉の場。虐待、借金、失業、薬物中毒…悲惨で救いようのない人間たちは、生きる苦しさから解放されるため、次々と樹海へ足を踏み入れる。弱者を生みだし、死へと導いたものとは何か。親と子の恐ろしい因縁が引き起こす、不幸の連鎖を描いた連作短編集。続きを読む
投稿日:2018.02.11
文藝春秋公式
【歪んだ親子関係が生みだす悲劇】苦しむことなくこの世とおさらばしたい――。死を渇望して樹海に溶け込む人間と、彼らの運命に巻き込まれる人々を描いた連作短篇集。
投稿日:2018.02.06
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