【感想】モナ・リザ・ウイルス 上

ティボール・ローデ, 酒寄進一 / 小学館
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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  • 一体何が起きているのかもよくわからない話

    ある意味すごい!上巻を読み終えても何の話なのか全く見えてこない。ミツバチの大量死、ミスコン女性集団誘拐、爆破テロ、コンピュータウイルス、醜悪整形、美術品損壊まで色んな事件が世界各地で起きる。黄金比や500年前のダヴィンチまで登場、そしてプラド美術館にあるもう一枚のモナリザ。とにかくいろんなことがてんこ盛りで、主人公も誰なのかよくわからないし。全てがバラバラの出来事のようで、なんかつながっているらしいのだけど、どう結びついていくのか予測不可能。下巻への期待大。続きを読む

    投稿日:2018.04.21

ブクログレビュー

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  • saigehan

    saigehan

    こういう色々要素を盛り込みすぎていて、同時進行型に登場人物も入れ替わるのに、人物紹介表を見なくて済んでる本というのは初めてかもしれない。人物描写はうまいと思う。一応事件起こるけど、重みないんだなー。ポテロングってすごい軽さだよね。そして作者の個性というか、AIが書いたみたいで、臭くない。これ、どうなんだろう、全く下巻の予想つかないなあ。(粗筋以外?面白いのか、どう収集つけるのか、多分ビックリしないんだろうなー)このアメンボのような軽やかさはなんだろうー。この体臭臭くなさはなんなんだろー。続きを読む

    投稿日:2020.02.09

  • aya

    aya

    このレビューはネタバレを含みます

    180122*読了
    アメリカ、メキシコ、ポーランド、イギリス、ドイツ、スペイン。これだけ多くの国を行ったり来たり。実にワールドワイドな小説。
    ミツバチ、モナ・リザ、建築物の黄金比。美への執着。
    犯人は分かっているけれど、ここからどうなっていくのかが予想できずハラハラ。果たして、息子は味方なのか?なんだか怪しい…。
    それぞれの国の状況に頻繁に視点が切り替わるのが、あまり読んだことがない手法でおもしろかったです。
    さて、下巻を読もう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.01.22

  • tomoyafujine

    tomoyafujine

    ドイツの作者が書いたミステリー小説。
    話の始まりはアメリカン・ミスの美女たちを乗せたバスが拉致される事と並行してある脳神経科学者の娘が行方不明になることを起点として世界を股にかけて事態は進行する。

    話の核となるキーワードは「美貌」について。
    物語の裏には、元々ハンサムだった大富豪が事故によってその美貌が崩れ、精神的にも破綻し、凶行に走っていく事があるようだが、まだ明るみには出てきていない。。

    話の切り口は斬新で面白いが、いかんせんやることがエグイ。ただ、ともするとある人物を評価するにあたり、その人の人格、内面、能力以上に評価される美貌とその価値について再考するきっかけになるかなーとも思った。
    続きを読む

    投稿日:2018.05.12

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