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中島孝志 / ゴマブックス (1件のレビュー)
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総合評価:
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yasz
1か月ほど前(2018.3末)に読んだ本ですが、私が注目している方で、インプットである読書量と、アウトプットである著作数がとても多い方です。年間3000冊ですから凄いですね、多くの情報を精査してから執…筆されていると思っており、この10年間以上、追いかけている方々の一人です。 さてこの本のテーマは、今年(2018)を占う本で、今年最初に書かれているもの(2月発行)です。それによれば、米朝と中東で戦争がおきて、米国ダウや日経平均が上昇するというものです。もっとも、米国金利の動向によっては株価は乱高下しそうですが。 最近のニュースでは、韓国と北朝鮮で話し合いがもたれた等、流れてきていますが、湾岸戦争・イラク戦争の前後を見てきた私にとっては、現在あれだけお金と時間をかけて戦争の準備をしているので、兵器の在庫処分のため、更には最新兵器の性能チェックのために、実際の行動を起こすであろうことは予想されます。 それまでに経済に関する様々な指数が上下して、上手にやれば資産を増やせるのかもしれませんが、そんなことに時間をとらわれずに、地道に仕事をして自分を磨くのが一番の防衛策かもしれないな、とこの本を読んで思いました。新元号まであと丁度一年となった今日、いろいろ考えながらレビューを書きました。 以下は気になったポイントです。 ・2018年は、金をベースにした投資をすべき、金現物とか金関連銘柄をベースとする、株価が上がっている時は株式投資をする(p12、21、50) ・2019年6月までに、憲法改正の発議、12月までに国民投票がある、改正をスムーズに進めるために、北朝鮮は「ミサイル」という援護射撃をする(p13) ・トランプ当選の前から徹底的に攻撃しているのは、アメリカとロシアが親密になっては困る勢力(中国の代理人たち)の横やり以外のなにものでもない(p15) ・2016年早々に日本株が暴落したのは、資金難に陥ったサウジアラビアが泣く泣く日本国債、日本株を売却したから、2018年のサウジアラムコの上場も追い詰められた結果(p17) ・トランプが利下げ(金融緩和)を考えた瞬間(2018年末から2019年)に、ダウは大暴落(金価格は高騰)となる可能性が高い(p25) ・円高でふうふう言っている輸出企業は日本にはない、最終商品で勝負するのではなく、素材・中間財で付加価値を高くして、為替に関係なく儲かるようになっている(p86) ・中国はロシアと結んで金本位制をベースに人民元そ基軸通貨にする野望を抱いているのは確実、仮想通貨と金本位制を準備している、指南役はイギリス(p93) ・ドルを棄損させた大統領として、1)フランクリン・ルーズベルト、2)ニクソン、3)レーガン、中でもルーズベルトは酷い、金価格を1トロイオンス=20・67から35ドルへと大幅に棄損させた(p96) ・ユダヤシンジケートは、貨幣、紙幣ではなく、「無利子少額国債=Note」を流通させることにした、ドルは仮想通貨である(p99) ・第7代、アンドリュー・ジャクソンが黒人奴隷制度を守るために結党したのが民主党、しかし民主党本部に掲げられているのは、奴隷解放のために共和党を結党した、リンカーンの肖像画である(p101) ・米軍は台湾に駐留すれば、沖縄の米軍基地は不要である(p110) 2018年5月4日作成続きを読む
投稿日:2018.05.01
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