聖書の読み方

大貫隆 / 岩波新書
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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9
1
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ブクログレビュー

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  • 鈴華書記

    鈴華書記

    本書の主な対象者は,「聖書は読みづらい」というテーマに思うところがある,さらにいうなら聖書を読もうとして挫折した人々だと思う。Ⅱ章「聖書をどう読むか」からが本書の本領発揮で,ここでの解説はむしろ精読へのポイントというくらいには詳しい(なので読んだことがない人には厳しい)。続きを読む

    投稿日:2021.07.04

  • り

    ヨハネによる福音書、五・六章入れ替えた方が自然
    >W・イーザーの「行為としての読書――美的作用の理論」(田収訳、岩波書店、一九八二年)が大変参考になる。これは文学作品を著者がそれに仕組んでいる戦略の側面からと同時に、その作品を初めから終りに向かって読んでいく読者の読み行為の側面からも分析する研究である。
    本文の前での新しい自己理解(P・リクール)
    続きを読む

    投稿日:2021.02.21

  • 足柄

    足柄

    聖書はなぜ読みにくいのか、という問いを立て、答えていく。
     
    第一に単独で通読して理解できるように作っていない。預言書は複数のテキストを貼り合わせたものだから時代の違う記述が途中で混ざってくる。長いものを先に、短いものを後に配列しているので、文脈が異なる。 

    第二に、神を主語にして書いてあるから、なじみのない人には意味がわからない。

    第三に、キリスト教会の伝統的な読み方が一般の人にも影響しており、それ以外の読み方をするべきではないという規範になってしまっている。

    聖書は自分本位に読むとよい。そうすることで、自己と世界を新しく了解することができよう。

    「真の経験は遅れてやってくる。」
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    投稿日:2018.11.23

  • おしょう

    おしょう

    聖書に挑戦しようとする読者が疑問に思う点、躓く点と、その原因の分析から始まり、聖書への向き合い方を提示する一冊。
    この本を読んで、聖書読破に挑戦してみたいと思った。

    投稿日:2018.05.31

  • キじばと。

    キじばと。

    聖書の初読者が必ずといっていいほどつまずくことになるさまざまな原因を、著者の授業でおこなわれたアンケートの結果に基づいて紹介し、聖書の読みづらさが何に起因するのか、そして、読みづらさを乗り越えていくためにはどのような読み方が必要なのかということを解説している本です。

    「聖書の読みづらさ」に正面から向き合うというスタンスで書かれた聖書の入門書ということで、ねらいはたいへんおもしろいと思います。ただ、聖書の読みづらさを克服していくための具体的な議論には乏しいように感じました。それぞれの問題に対して専門家の立場からどのように答えられるのかということについてのあまり立ち入った説明はなされておらず、聖書を読むにあたって読者に求められる基本的なスタンスを簡潔に紹介しているにすぎません。

    立ち入った説明は他の聖書の入門書に譲るということなのかもしれませんが、個人的にはもう少し内容に関する具体的な説明がほしかったように思います。
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    投稿日:2017.08.16

  • kachimeto0713

    kachimeto0713

    このレビューはネタバレを含みます

    聖書の読み方について知りたくて読了。この本は「聖書の読み方」の本。その点、「早わかり聖書」のほうが時代背景を知りたい人向けだと思う。

    「目次を無視して文書ごと繋がりを意識して読む(昔は「読む」行為は共同で行う物であった)」、「調停的に読まない」「即答を求めず、答えが後にやってくると考える」は参考になると感じた。

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    投稿日:2015.07.13

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