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岡田暁生 / 小学館 (11件のレビュー)
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総合評価:
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鈴華書記
『西洋音楽史』『音楽の聴き方』を初学者向けにしたようなエッセイ集で,音楽を聴く大衆側から捉えようという意思を感じる。
投稿日:2023.09.06
nyonboo48
クラシック、特にオケ曲関係の記事が、詳しく、読みやすく、そして、とても面白く書かれている。冒頭から、いかに、一般の方との距離感を自覚できていないかに気付かされる。なんで一つの曲なのに四つも曲(楽章のこ…と)があるのかとか、作曲者、曲目、演奏者(演奏団体、指揮者、録音年)など、さまざまなパラメータがあって一つ違えば別物だし、それぞれの名称がどのパラメータになるのか知っておく必要がある。自分が初心者だったころにもそんなこと思ったなとか、また、以前、出演したコンサートを聴きに来てくれた知人に「演奏後、指揮者が何度も出たり入ったりするの、なんで?」とあとから聞かれたことを思い出した。続きを読む
投稿日:2023.07.04
arion_rovere
クラシック音楽のエッセイとして、著者の豊富な経験と見識が滲み出ていて、肩肘張らずに読んで面白い本だった。
投稿日:2021.11.25
Pompeii
2021/1/11 これは面白い。クラシックについてずっと考えていた疑問がいくつかあったが、絶妙に、そして的確に答えてくれた一冊。所々顔を出す岡田先生の素直な意見や本音は音楽に対する姿勢を正されるし…、他方で「そういうフランクな理解でいいのか!」といった安心感をもたらしてくれる。 クラシックにおけるフランス革命の影響はよく聞くことであるが、ウィーン体制下における音楽という視点は勉強になった。続きを読む
投稿日:2021.01.11
takahiro
振り返りには良かったかも。初心者向けの部分から独断と偏見に近いような部分まで、こういう考えもあるのかと思いながら読みました。私もバッハとベートーベンが特に好きです。先日、サントリーホールでサイモン・ラ…トル指揮、ロンドン交響楽団のマーラー9番を聴きましたが、大ホール全体が息を飲んで静まり返っている中、とんでもないアホバカの客が最終音が消えると同時に拍手を始めて、コンサートの全てをぶち壊してくれました。こういうクソ野郎を死刑にしろと書いて欲しいです。続きを読む
投稿日:2018.09.30
yomuzo
◆イメージと違う? 目からウロコの解説書◆ 表紙はいたってシンプルな「♪」が1つ。 そして丸くデザインされている。クラシック音楽という堅く、とっつきにくいイメージを払しょくするには、と考えられた結果…と予想できる。そして著者が語っていることも当然、というよりかなり驚く内容となっている。例えば「うんざりするほど長い音楽について」 多くの人が感じているであろう表現もしかり、その音楽の聴き方は・・・。なんだそうか、ちょっと聴いてみようかなと思わせる1冊。続きを読む
投稿日:2018.06.11
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