【感想】キャロリング

有川浩 / 幻冬舎文庫
(163件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
27
70
47
4
0
  • また泣いた…

    分かってた。分かっていたけど…また有川浩に泣かされた…
    30超えた男なのに…
    有川浩さんの作品はかなり読んでいるけど、毎度泣かされたり、感情が揺さぶられます。
    今作も同様でした。

    誰もが辛いことや不幸なことを経験する。
    誰かと比べたくなる。
    だけれども…
    「比べったって仕方ねえだろ、そんなもん」
    作中の言葉に気付かされました。

    最後には心が暖かくなることは間違いないのでおすすめです。

    ちなみにこの本を読むとハルジオンとヒメジョオンの簡単な見分け方が覚えられます。
    続きを読む

    投稿日:2017.12.15

  • やっぱり有川さんの作品はサイコーです。

    とにかく、引き込まれてあっという間に読めてしまう。というか、止まらない。そして、読後感が爽やか!重たい大和の生い立ちをこんな風に爽やかにエンドさせてしまうところに、惹かれてしまった。ただ、悪役なんだけど、憎めない赤木たちのその後が知りたいなと思ってしまうんだな。続きを読む

    投稿日:2018.05.24

  • 益々、有川ファンになりました

    意味ありげな書き出しが、気になって気になって……
    構成が素晴らしい作品と思います。
    とにかく、有川作品の女性ならではの視点に、いつもながら感心させられます!

    投稿日:2019.02.26

ブクログレビュー

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  • クジラ

    クジラ

    子供が親を思う気持ちが純粋で悲しかった。
    生きていると、ときに想定外のことが起きる。落ち込み自己嫌悪になり何もかも捨ててしまいたくなるけど自分の人生自分に正直に生きれたらどれだけ救われるだろう。

    投稿日:2024.04.07

  • Tatsuuuya

    Tatsuuuya

    会社が倒産する話なのに、全く思ってもみない展開だった。
    主人公と子供との掛け合い、成長がとても良かった

    投稿日:2024.02.27

  • のんさん

    のんさん

    このレビューはネタバレを含みます

    主役は、32歳の大和。児童預かり所を舞台に繰り広げられる話。大和は、子供の頃父親から虐待を受け、守ってあげた母にまで裏切られ、酷い幼少期を過ごした。救いは、母の知り合いの英代。英代の会社で働くが、クリスマスに倒産が決まってしまう。元恋人の柊子、美人で頭がいいが空気読めない朝倉、いつもいいとこでフォローしてくれるベンさん、小学生の航平などが登場する。大和と柊子の恋の行方が気になりましたが、航平の家庭の事が主体になってくる。航平の父が働く整骨院に2人の取立て屋がくるが、院の花瓶を割ってしまい、気の小さい取立て屋は、弁償の話を2人でしているところは、笑えました。誘拐を機に、ちょっと変わってしまった取立て屋さんが残念でした。全てがうまくはいかなかったけど、大和と柊子の恋の復活はありそうな感じだったのでよかったです。泣けるようなシーンもありとてもよかったです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.22

  • さつき

    さつき

    12月に読むのにピッタリな、ステキな一冊。
    いろいろな人の人生を垣間見て、全員幸せになってくれ!って思える

    投稿日:2024.01.08

  • たこやき

    たこやき

    序盤、モブキャラの解説がちょっとクドいなと思ったりはするが、話が本筋に入り始めてからは没頭できる。スリルで引っ張りつつ、感動要素もたくさんあるので、読み応えあった。

    投稿日:2024.01.07

  • runyuho

    runyuho

    このレビューはネタバレを含みます

    クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーに勤める俊介と柊子は元恋人。そんな二人を頼って近所の学童に通う航平がやってきた。両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため奮闘する二人。そんな二人はある事件に巻き込まれてしまい物語はジェットコースターのように加速していきます。ささやかな願いすら叶わないクリスマスなんてあるもんか!幸せになるために必要なのはちょっとの勇気と素直になる心ですよ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.06

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