【感想】クワイン

丹治信春著 / 平凡社ライブラリー
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hyamak

    hyamak

    言葉(名)と対象を一体と観るいわゆる西洋的な(密教の真言に近い?)認識構造から、対象から名を引き剥がし、名を一つの形式の記述として対象と結びつける(つまり対象と名の関係は恒久的でない、と理解していいのか?)という考え方続きを読む

    投稿日:2013.01.08

  • bax

    bax

    [ 内容 ]
    「外的世界についてのわれわれの言明は、個々独立にではなく、一つの集まりとしてのみ、感覚的経験の審判を受けるのだ」とすれば科学も、一つ一つ蓄積された真理の体系ではなく、神話と同様の(効率よい)信念体系にすぎない―。
    現代論理学から出発し、言語の理解と使用についてあざやかに踏査するクワインの思考を、手をとって案内する必読書。

    [ 目次 ]
    序章 修業時代
    第1章 カルナップとクワイン
    第2章 ホーリズム
    第3章 翻訳の不確定性
    第4章 存在論とその相対性
    第5章 認識論の自然化

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]
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    投稿日:2010.07.15

  • a0ta0900

    a0ta0900

    良書。ホーリズム、翻訳の不確定性、理論の決定不全性、存在論的相対性...といった考えが、具体的事例をとおして大変わかりやすく説明される。巻末の著作ダイジェスト、キーワード解説、読書案内も有用。論理学復習しよう、原著も読もうと思わされた。 ところで、amazonレヴュアーさん、クワインが中庸だって...?うーむ、こんなに過激な人はいないのでは?続きを読む

    投稿日:2010.02.16

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