【感想】クズリ ある殺し屋の伝説

柴田哲孝 / 講談社文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kaorukaeru

    kaorukaeru

    ある殺し屋のお話でした
    主に殺し屋、時々刑事や別の殺し屋の視点で描かれている
    殺し、捜査、追い追われ、殺し以外の日常も描かれる
    その世界を淡々と堪能していた感じでした

    投稿日:2021.03.19

  • 亮



    四半世紀以上前に、この世から消え死んだはずの殺し屋クズリが六本木射殺事件を期に蘇る。
    チャイニーズマフィアの東北幇、上海幇、怒羅権、日本のヤクザにロシアマフィア、ウクライナにコロンビア。銃に刀に、酒と女。宗教と経済、愛と聖書と、死と虚無と。
    ハードボイルド要素満載に、柴田氏の現実社会のジャーナリズムも散りばめて。
    渋い。嗚呼、渋い。
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    投稿日:2018.08.04

  • Chanmei52

    Chanmei52

    内容は読み応えあるんだけど、ロシア人と中国人は名前を覚えにくいNo.ワンツーです。にも関わらず、それが沢山出てくるという……中国マフィアは怖いね。もうそれだけ。

    投稿日:2018.06.05

  • be-san

    be-san

    古き良きハードボイルドのお手本のような(^ ^
    殺し屋の男はあくまで孤独でストイックで、
    女は男の唯一のより所になるが、さらわれてしまい(^ ^;

    ただ清く正しすぎて、正直 展開は読める(^ ^;
    が、そんなことは気にならない程度で、様式美の範疇。

    「悪い」警官、小心者の売人、メンツで動く殺し屋など、
    それぞれの登場人物がじつにリアルに描かれている。
    また、実際に起きた事件や災害などをうまく絡めて、
    物語が「起こるべくして起こった」描写が見事。

    柴田氏の筆致は、あくまでドライでクールで
    「観察する眼」に徹しているように見える。
    それでいて緩急が自在で、緊迫するシーンでは
    読みながらこちらもドキドキさせられる(^ ^;
    さすがである(^ ^

    安定して楽しめ、お勧めできる一作です(^ ^
    続きを読む

    投稿日:2018.05.31

  • 空きみ

    空きみ

    シリーズの序幕と言った感じ。魅力的で影のある雰囲気の主人公。目が離せない。
    あらすじ(背表紙より)
    ハロウィンで賑わう六本木で、ピエロ装束の男が外国人を射殺する。銃弾の痕から割り出されたのは、四半世紀以上前に死んでいるはずの凶悪な暗殺者“クズリ”。立て続けに起きる射殺事件は誰の仕業なのか?伝説の殺し屋が、麻薬と莫大なカネを巡って蠢く外道を相手に繰り広げる血と涙の極北ハードボイルド。続きを読む

    投稿日:2018.01.14

  • 講談社文庫

    講談社文庫

    孤高の暗殺者、ハードボイルドの極北! ハロウィンで賑わう六本木で外国人が射殺される。銃弾から割り出されたのは、死んでいるはずの暗殺者〝クズリ〟だった。日本に戻った伝説の殺し屋が、麻薬を取り巻く魑魅魍魎を相手に繰り広げる血と涙の物語。続きを読む

    投稿日:2017.11.13

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