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村木 美涼 / 早川書房 (15件のレビュー)
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総合評価:
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あびきなこ
それぞれ違った人物のストーリーが代わる代わる展開するため、少し読みにくさを感じました。最後の繋がりは思ったよりあっさりでした。
投稿日:2024.03.02
shinpapa
131ことなるストーリーが並行して進みながら、最後に収斂して行くという手法はほんとうに苦手で、しかも時系列が飛ぶと一回だけでは理解できない。ただ登場する主役級の人々が心繊細な優しさに溢れているのが救い…です。チャンネルが少し変わったら行きやすいこともあるのかもしれないね。続きを読む
投稿日:2023.11.10
南図書館と散歩と写真好きなオヤジ
登場人物は4人。相澤ふたばは心療内科に通う短大生。藤倉一博は100年前に早世した画家の作品に魅入られた中小企業の社長。連城美和子は不動産会社の営業、喫茶店を買いたいと言っている長谷部が半年ほど物件を…決めきれずその対応をしている。御通川(ミツカワ)進は自動車免許の更新に行くと、妻と小学生の娘と平穏に暮らしている自分に家出人捜索願が出されていると言われ、その後警察署へ出頭。 この4人の話が7つのシーンとなって次から次へと場面が変わりながら彼らの置かれた状況が変化して行きます。4人の置かれている年齢、立場に何ら共通点の無いまま、30年前の大雪そしてその事を思い出させるかのような数日前の大雪、この事がトリガーとなり一気に4人が抱える「謎」が一点に集中しながらあっという間に解き明かされて行くような感覚を覚えた作品でした。 色々なミステリー小説を読んでいく中で、どんな仕掛けが用意されているのか、そしてどんな風に謎解きがなされて行くのか?ただ受け身で読むのではなく、自分なりにこんな展開になるのではと予想しながら読み進め、「大雪」と言うキーワードを見た時、「来た!」と思いましたが、そんな簡単に謎解きの答えにたどり着ける訳もなく(笑)、作者の掌の上で弄ばれておりました。 余談ではありますが、御通川(ミツカワ)進がミステリ好きの妻が熱心にミステリ小説を読みふけっている姿を見て「読書とは究極の現実逃避」と思う件は、熱心にこの作品を読んでいる自分と重なり、ニヤリとしてしまいました。続きを読む
投稿日:2022.11.28
yoru
* 4人が物語の主として話は始まります 診療内科に通い始めた短大生の相沢ふたば 一人の早世な画家の絵に魅入られた藤倉一博 客に寄り添い不動産売買する連城美和子 運転免許更新で、突然失踪人だと言われる…御通川進 四人の悩みや日常生活、事件が場所を異にして 並行して進む中、話は思わぬ点で絡み始める 前後左右に行きつ戻りつしながら核心へ。 最後まで読んで終着駅へ辿り着きましょう続きを読む
投稿日:2021.06.29
羊さん
岬の心療内科似通うふたばは、クリニックのテラスで出会った湯本守をもっと知りたいと思った。しかしクリニックの看護師たちは、クリニックにはその名前の人はいないと言う。 会社社長の藤倉は長い間探していた幻の…絵画がみつかったと聞き色めき立つ。 店舗を中心に紹介している不動産屋の連城美和子は、喫茶店を開業したい長谷部に最適な物件を紹介する。 免許更新に行った営業マンの御通川は、自分に行方不明人捜索願いが出されていることを知らされ驚く。 全く関係のなかった4人が、少しずつ繋がっていく。最後まで4人が直接かかわり合うことはないのだが、一人の青年を軸にした謎が解き明かされていく。一人の人間が殺され、詐欺でそれなりの大金か動いたりしているのだが、最後はほんのりと優しい気持ちになれた。続きを読む
投稿日:2021.03.02
643096
誰も悪くない むしろチョットはらはらする人たち どういう風に繋がるのか・・・ 最後に彼の言葉で終わってよかった
投稿日:2020.09.29
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