【感想】価格破壊

城山三郎 / 角川文庫
(30件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ysano911

    ysano911

    城山三郎『価格破壊』角川文庫 読了。日本の流通機構に革命をもたらしたダイエー創業者 中内功がモデルの経済小説。大衆に寄り添う徹底した企業理念のもと、再販制度にまみれた暗黒大陸に明かりを灯す。あくなき創造的価格破壊によって大手に立ち向かう姿は痛快。凋落を描く幻の続編を想像してみたい。続きを読む

    投稿日:2023.09.30

  • udonko

    udonko

    戦後のエコノミックアニマルを活写した、ある意味ロビンソンクルーソーのような行動小説。商売繁盛の為の徹底したハングリー精神の出発点は戦場での臨死体験にあるというのがいかにも戦後というべきか。死にそうな思いをした人は強い。
    主人公は信念に突き進んで行く行動の塊で、葛藤らしい葛藤も無いのに対比して、妻や部下など彼を取り巻く人物の揺れ動く内面描写は、丁寧に描かれている。この辺りがさすがというものか。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.20

  • サンキューサンチュー

    サンキューサンチュー

    流通業界のカリスマ中内功さんをモデルにした小説です。メーカーとのし烈な闘いは読む人をは引き込みます。私も流通業界で働く事を夢みてダ⚪エーの入社試験を受けましたか見事にご縁がありませんでした(笑)

    投稿日:2020.07.15

  • kotolinchan

    kotolinchan

    流通革命、小売産業などに興味ある人はかなり楽しめて読めると思う。胸が熱くなるシーンが多かった。全てのものは出した瞬間に腐り出している。

    投稿日:2018.01.31

  • jinmin

    jinmin

    一度死んだ男は強い。”戦中派”という言葉がすでに死後になりつつある現在、こういう男たちが日本の戦後を支えたのだと、感じさせられる。

    投稿日:2017.11.15

  • zanzan1205

    zanzan1205

    横並びの価格が当たり前だった時代に不断の努力で低価格を武器に挑戦する戦争帰りの男のビジネス小説。

    時代設定が相当古いので、現在にそのまま通用するような戦略はあまり無いが、過去にこうした時代があったことを知ることができる。

    やむを得ないと思うが、どうしてもビジネス小説は内容が薄く感じてしまうのが残念。
    続きを読む

    投稿日:2017.10.24

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