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内藤了 / 幻冬舎文庫 (22件のレビュー)
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総合評価:
まさこ
このシリーズ
このシリーズ大好きです! 猟奇殺人でゎあるけど、刑事みなさん魅力的で、あと死神先生も…
投稿日:2018.03.12
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芝生の住人
藤堂比奈子シリーズにどっぷりハマり、同じ作家さんということで読み始めましたが、ページをめくる手が進む進む。 人工血液なんてSFの世界かと思いきや、巻末に『日本血液代替物学会』なる団体への謝辞が書かれ…ていて現実に研究されてることを知り、読後感がさらに深くなった。 下町の消防士が急死した妹や周辺の人の謎の死を追っていく姿に応援したくなりました。 藤堂比奈子に出てくる東海林さんや、名前こそ出されなかったが、『スゴ腕のしつこい検視官』はきっと死神先生(石神先生)なんだろうなと思いをめぐらせつつ、ラストまで息を飲む展開でした。 伏線回収もきっちりでよかったです。続きを読む
投稿日:2024.01.18
ポム
世界に数十人しか存在しないという特別な血液をもつ人の血液ゴールデンブラッドを培養した人工血液がもたらすメリットデメリットなお話。 世界中で人工血液の研究がされているにも関わらず、血液だけは作れない。… そのことをテーマにしただけあって、なかなか興味深く途中までは楽しめた。 が…しかし… 兄妹の恋心を絡ませたり余計な部分がやや邪魔をしていて残念。 東海林刑事が出てくるが、キャラ的に内容とあってない気もする…。 今ひとつ残念な一冊。続きを読む
投稿日:2023.04.11
ultraman719
東海林さん出てるやん! (多分、「藤堂比奈子」シリーズの東海林刑事のはず) 何人の人を犠牲にすればええと思ってんねん! テロもどきに、放火などなど。 確かに、ゴールデンブラッドみたいなんがあれば、え…えんやろうけど… なんぼ何でも… 何名かの死によって、何万の命が救えれば…とか良く言うのがあるけど、数の問題なん? 命って、ひとつ、ふたつって数えるものなんですか!って言いたい! 私は、もっと高い所から見てるとか言ってたヤツおるけど、もう帰って来んでええから、地球を超えてずっ〜と高いところで御託並べとけ! 主人公の最後の選択は、賛否両論ありそうやけど、自分で決めたこと! ええんとちゃうかな!続きを読む
投稿日:2023.01.18
馬南神空
画期的な人工血液を巡る陰謀に、下町の好青年的な消防士が巻き込まれる。スケールの大きな陰謀に、市井の人の主人公ではどうにもならないと言うことか、彼のいないところで物事が進む感じで、カタルシスに乏しい。ス…ケールの割に家内手工業的な陰謀なので、主人公はもう少し闘えそうなのだが。作者のあとがきからすると、社会派のテーマが重すぎて、好き放題な話が書けなかったのかも知れない。続きを読む
投稿日:2022.02.22
姫路加菜子
正義と悪は紙一重、その言葉しかない。 これを読んでどっちの言い分もわかる、常識に囚われるのもどうなのかなと考えさせられた。
投稿日:2020.12.11
Kazuko Ohta
このレビューはネタバレを含みます
東京オリンピックのプレマラソンで自爆テロ事件が発生。消防士の圭吾は自ら負傷しながらも事態の収拾にてんてこ舞い。現場で金色の輸液パックを目にして不思議に思う圭吾。同じ頃、彼の異父妹が急死。明かされない妹の死因を調べるうち、どんな血液型の患者にも輸血可能なゴールデン・ブラッドなるものが開発されたことを圭吾は知る。 もちろん本作の主役は圭吾なのですが、影の主役と言ってもいいほどの存在感を放っているのはあの人ではないですか。「実直そうではあるけれど、軽そうなところがどうもなぁ」(笑)。私が薦めて“藤堂比奈子”シリーズを読み始めた人が、いつのまにか私を追い抜いて先に読了。その後しきりと本作を読め読め言うのです。序盤は、あらこの人♪と思った程度だったのが、カメオ出演どころの出番ではない。ほかに、名前こそ出ないけれど「凄腕の検死官」も見え隠れ。なるほど早く読め読め言いたくなるはずだ。 検察庁法改正案が可決されたら、ますます役人を裁けなくなるのかもしれません。
投稿日:2020.05.16
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