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安藤ゆき / 別冊マーガレット (7件のレビュー)
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総合評価:
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mayugeco
町田くんが優しいから町田くんに周りにいる人たちも優しい。町田くんのような人はそういない。できるようでできない。でも周りをよく見れば、周りを愛せば徐々にできてくるんだろうか。周りの幸せを自分の喜びとすれ…ば。それが難しいって。続きを読む
投稿日:2020.11.10
菓子パン
完結していたとは知らず、映画化していたことも知らず、残りの二巻を一気買い。 相変わらず心温まる漫画だな…町田くん周りにいたら和むんだろうな…と。猪原さんに「家族」を知ってもらうためにキャンプに誘ったり…、ワンオペお母さんの心の支えになったり、町田くんは人生500回目並みの精神を持っている。でも全然わざとらしくなくて、思わずほろっとしてしまう場面が多い。やっぱり好きだなこの漫画。続きを読む
投稿日:2020.01.04
naaaaatsuk1
このレビューはネタバレを含みます
たこやき屋のおじさんと仲良くなったり、久々登場のひなたくんとその従兄弟とキャンプ行ったり。教育実習生を落としたり、ワンオペ育児のママに寄り添ったり、今回も町田くんは愛を振りまいていますね。最後のワンオペ育児のママの話は自分とつい照らし合わせて読んじゃって感情移入半端なかった。どこかに町田くんみたいな人いないかな。ひなたの従兄弟は最後のニコの発言で、一瞬同性愛だったの?と疑ったけど、お兄さんの婚約者が好きだって事だよね?どっちでもいいんだけど、ちょっとどっちのことかわからなくなってしまった。
投稿日:2018.07.06
北風
町田君が、ついに、恋に落ちた? というか、目の前のことにいっぱいいっぱいになっちゃって、他のことを忘れちゃうんじゃあ、約束しても守れないよ、町田君。
投稿日:2018.06.10
かのん
安定感ある作品。 前半は町田くんを通していろんな人の人生を見たり、後半は年上にモテまくる町田くんを眺めたり。 全編通して、手のエピソードで猪原さんへの気持ちが恋心に自覚されていく描写が丁寧でよかった。 家族というものを暖かいなと感じられる話が今回も多かったです。癒される。
投稿日:2018.05.07
『黒犬』の優樹
2017年、最後に読んだ漫画が、この『町田くんの世界』(6)です マジです 思わず、縋りつきたくなるような、性質の悪い嘘が服を着て、二足歩行している、と言われてばかりな私ですけど、漫画に関しちゃ、嘘は…吐きませんし、誤魔化しも誇張もしません しかし、正直なとこ、失敗したな、と後悔しました 2017年最後、心のデトックスを目論んで、断腸の痛みを感じながら、封を破るのをギリギリまで耐えました。そして、寝る間際に、この(6)を読んだんです 私としては、心の澱が感動で一気に洗い流されて、最高の眠りにつき、良い気分で2018年最初の朝、目覚めを迎えられると期待したんです けど、感動しすぎて、眠れないったら眠れない!!危うく、初日の出を見損なうトコでした 町田くんの魅力的な言動や、優しいながらも弱くない光を宿すストーリーの良さを何度も反芻したら、眠気なんぞ吹っ飛んでしまう、と予想できていなかった自分が情けないです 恐らく、他の巻であれば、こんな事にはならなかった、と思います 月曜日の朝に読めない、電車の中で読めない、だけでなく、まさか、大みそかの夜、寝る間際にも読んではいけない一冊だったな、『町田くんの世界』(6) あくまで、私個人の印象ではありますが、この(6)は変化の巻、でしょう その変化が小さいか、大きいか、そこは読んだ人間の受け取り方次第 私としては、小さいけど大きな変化、と言いたいですね 見た目は、本当に小さいんです。でも、そういう風に見えるのは、とんでもない力で内側の一点へ凝縮しているからだ、と感じました 少し分かり辛い表現かも知れませんが、アウトドア用のテント、あれはコンパクトになってますけど、放り投げると一気に広がって、ちゃんとしたテントの形になりますよね。あんな感じなんだと思います、町田くんの中で生じた、小さいけど大きな変化ってのは 人は変わっていく存在です 多くの人の生き方に変化を与え、誰からも愛される町田くんにも、そんな変化を迎える時が、不意に訪れても、なんら可笑しくありません これまた、人によって印象は異なるでしょうけど、私としちゃ歓迎すべき変化です 町田くんだって、血の通い、心のある、いきている人間なんですから、誰か一人を特別に思ってもいいんです ただ、問題は、彼がその変化、感情を波立たせる「ドキドキ」に、自分らしさを保っていられるか、でしょうね 鈍感なトコが、ある意味、彼の長所。けど、鈍感な人間ほど、その時が来ると、自分の変化と、生真面目に向き合い過ぎて、思考の迷宮から出られなくなっちゃうからな ウロウロできる元気がある内は、まだ良いかもしれないけど、いよいよ、エネルギー切れを起こして、その場から動けなくなり、何も考えられなくなったら、大変です これまで見てきた、町田くんの人柄、性格、気性からして、彼は自分一人で至高の迷宮から、すんなり出られるタイプじゃない気がします だから、誰かが町田くんを思考の迷宮の中で見つけ、その手を握り、出口へ引いてあげることが必要だ、と思いました 町田くんには、もう、自分に伸ばされた、美しくて軟らかな手を握る勇気が芽生えているでしょう。だから、あとは、町田くんの心に一石を投じた、特別な誰かが、彼の心へズカズカと踏み込んでいけるか、そこだけでしょう 恋愛方面に話が動くかもしれない、って事に対し、思う所が何もない、と言ったら嘘になります けど、歓迎はしたいです 元々、私は安藤先生の作る、恋愛色に惚れているので、『町田くんの世界』が、より鮮やかに彩られるのなら、それを楽しみに待つだけです 安藤先生には、描きたいものを描いていただければ、ファンとしちゃ、それで良いんです 極端な話、漫画ってのは描く側ではなく、読み側の受け取り方で、いくらでも違った感想が生じますから、安藤先生がそこを気にする必要は、全くありません 私も、他の漫画読みが書いた、『町田くんの世界』の感想を読んでも、頭ごなしに否定をしようって気はおきません。あんまりにも酷い評価をしていたら別にしろ、「あぁ、こういう読み方、受け取り方もあるんだな」、「そうか、この人はここを良い、と感じるんだな」と頷くくらいです なので、安藤先生は全力で描いてください。私らファンは、それを打ち返す、もしくは、受け止める努力を全力でします。もし、あまりの威力に、私達が吹っ飛んでしまっても、先生が罪悪感を覚えなくていいんです うーん、思ったより長くなってしまい、すいません 端的に感想を纏めて読みやすくしたかったんですけど、一度、『町田くんの世界』の良さを語り出すと、止まらなくなっちゃいますね ただ、これだけは言わせてください ジャンルこそ、少し違いますけど、総合的な質で言えば、羽海野チカ先生の『ハチミツとクローバー』に匹敵しています。もしかすると、今に『3月のライオン』にも手が届くかもしれません 共通点と言えるか、そこも微妙なんですけど、安藤先生の作品も、羽海野先生の作品も、漫画読みは惰性で読めないんですよね こう、何と言うのか、本気で読んじゃう、と表現するのがいいんでしょうか どちらの先生の作品も、読んだ後に爽快感のある疲労すら覚えているんです それは、きっと、本気になれる漫画だからでしょう 安藤先生が、羽海野先生と、ガチンコする日が、漫画読みとしちゃ楽しみでしょうがないです 本来なら、ここでお勧めの回をバシーンと発表したいんですが、どんだけ悩んでも、唸っても、呻いても、一つに絞り切れませんでした 漫画読みとしても、安藤先生のファンとしても、恥ずかしいです ただ、心の片隅で、どっか誇らしくなっちゃっている私もいたりします、何故か。どの回にも負けない良さを感じられるくらい、じっくり読み込んでるんだぞ、と言いたいんでしょうか? この台詞を引用に選んだのは、うすっぺらくない、そこです。他の漫画で、他のキャラが言ったら嘘臭く感じるに違いないのに、町田くんが言うと、全然、厚味と圧力が倍くらい違うんですよ。ここまで、真剣に誰かの力になりたい、って姿勢を、こうも真っ直ぐに見せた事があるのか、私には・・・・・・続きを読む
投稿日:2018.01.05
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