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伊東潤, 板嶋恒明 / PHP新書 (8件のレビュー)
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あしげ
「北条氏照」からの「氏康」、エピソードが似通っていて(そりゃそうだ、作者も一緒だしね) 最後ななめ読みでした。 伊東潤さん曰く「北条氏康が最強の戦国大名」には納得。 一応、ノンフィクションということ…で評価☆なし。続きを読む
投稿日:2024.02.09
たけ坊
氏康を中心に、後北条氏5代についてよくまとまっている。伊勢宗瑞の出自や当時の関東における政治的な権威、北条家の税制改革、三国同盟の評価、祿壽應穩の印判、上杉謙信の越山と収奪、今川氏真と早川殿の消息など…、面白い。続きを読む
投稿日:2022.02.06
kitano
このレビューはネタバレを含みます
関東の騒乱は初耳戦国武将が多くて読むのが大変 少しずつ学ぶ 初代伊勢宗瑞1456~1519 1487備中所領を処分 駿河に人生を賭ける31歳 1500小田原城攻略 1516三浦一族滅亡へ(相模国領有) 此処までしか知らない(´・ω・`) 二代北条氏綱1487~1541 33才領土を倍にした 三代北条氏康1515~1571 27歳 臆病→豪の者 1566最大版図 著者が一番描きたかった人物(人格含めベタ褒め) 業績メモ書き ・税制改革で安定財源(Winwin) ・諸役賦課を平等にする行勢力(検地・所領役帳) ・民の声を吸い上げる目安箱 ・民主的裁判制度(評定衆と奉行人体制) ・城郭都市(総構えで囲む) ・民も守る意思(総構で囲む) ・分国統治方式(郡代・代官の不正防止) ・防衛網構築(支城ネットワーク) ・撰銭令(貨幣政策) ・陸運の充実と河川舟運の整備 ・職人の地位向上と支配体制組み入れ ・年貢の納法や枡の統一 ・商業船航行の安全確保(水軍強化) 著者は北条氏への思い入れが強く、振り向きざまに織田信長に切りかかる(悪口をちょくちょく入れるww) しかも少し古いパターンの信長像なのは悪意だろう(爆) 配下の武将に足元を巣食われたのだから強弁するのもナニですが、三代目の最大版図は一人で成し遂げました 古いシステムに依存もしましたが、従来無かった形で部下を『配下大名』と成し天下人になったのも評価してほしいなぁ(´・ω・`)
投稿日:2021.04.05
mickeymeguj
はじめに 第1章 宗瑞と氏綱 第2章 若獅子登場 第3章 三代当主氏康 第4章 覇者への道 第5章 関東の覇者 第6章 氏康最後の闘い 第7章 滅亡への道 おわりに 参考文献
投稿日:2019.11.30
kenjironiimi
北条家という、歴史小説ではレアなイメージのある武将および家系がメインの本。 歴史小説でもなく、解説書などでもなく、手軽に読めてなおかつ史実に沿った解説が伝わってくる本でした。
投稿日:2018.03.22
匿名希望
織田信長、徳川家康、上杉謙信、武田信玄と比べると何となく影が薄いと思ってきたけど、北条氏康の生きざまも好きになりました。 北条氏康よりも北条早雲を思い出しますが、考えてみると、武田信玄、上杉謙信と言…った強者たちと互角に渡り合ってきたのだから、優れた武将だと思う。 特に四公六民の民に優しい政治や倹約を重んじたり、合戦への奢りからくる不行儀なことを戒める五ヶ条の遺訓は今にも通じる教義だと思います。続きを読む
投稿日:2017.12.19
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