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佐木隆臣 / ディスカヴァー・トゥエンティワン (2件のレビュー)
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総合評価:
九州男児
表題に隠された謎…
直前に読んだ「カノン」が面白くて、 内容似た感じだが、ややこしい表題 だなと思いつつ手に取った本。 改題だそうだが、読み終えたところで 「あぁだから改題したのか」←と 思いました。 結…局、物語の謎が表題とも繋がって る訳ですねぇ。 未来世界の病気を治す方法が他人の 魂を移植するというお話し。 最初は退屈で、途中から面白くなり、 ラストは少し失速したけど。 まぁ、ややこしい表題を忘れて なければ、ラストの謎に早めに 気づいてしまい面白さ半減したかも。 主人公の彩乃の事にとらわれ過ぎて 表題の事なんざ、コロリコロッと 忘れとりました【笑】続きを読む
投稿日:2017.10.08
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があ
100年くらい未来の日本。魂が死滅する「ルドング病」から、その人を救うためにできることは、過去に死んでしまった人の魂をその人の体に入れてしまうことだった。 2017年に東京で起きた震災で、2か月の娘…と夫を残して死んでしまった彩乃は、ひ孫である霧惠の体に魂が移されてしまう。目の前には霧惠の夫である秀の姿。 なかなかにエグい設定のSF小説だなぁと思います。 愛する人の体は残っているのに、その中にいるのは他の人の魂という秀の立場と、望んでいる訳でもなく他人の体に入ってしまっている彩乃の立場が、それぞれに痛々しく、人を愛することということを読者に問いかけている気がします。続きを読む
投稿日:2017.12.05
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