白痴2

ドストエフスキー, 亀山郁夫 / 光文社古典新訳文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • van613

    van613

    このレビューはネタバレを含みます

    1巻と違って2巻はやや話が停滞気味でしたが、中二病みたいな集団の不毛なやり取りも、段々と彼らの言い分にも同意は出来ないけど共感は出来なくもないような不思議な感情が芽生えてきたりしたところが面白かったかな☆

    一見すると明らかに間違っているように思われるデタラメな主張も、言ってる本人からしてみたら正当な主張である可能性もあるので、まずはそれに対して最後まで耳を傾ける事の大事さみたいなのもちょっぴり感じました♪

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    投稿日:2021.03.16

  • scaramouche

    scaramouche

    このレビューはネタバレを含みます

    第2巻では、主人公・ムイシキン公爵について「黄金時代にすら聞いたこともない純真さ、無垢さを披露したかと思うと、今みたいにとてつもなく深い心理観察でもって、いきなり弓矢みたいにぷすりと人の心を射貫く」という人物評が語られる。その評は的を射ているが前巻のムイシキン像に近く、本巻でのムイシキンはそのように聖人然とした様子だけでいることはできず、懐疑や嫉妬といった人間的な感情に苦しんでおり、物語全体にも不安感が漂う。

    本巻では、ムイシキンとロゴージンとの対話が印象的だった。特にロゴージンがどのようにムイシキンのことを感じているか語る場面が面白い。
    「レフ、おれはな、あんたが目の前からいなくなると、とたんにあんたが憎くなってくる」「ところがいま、あんたといっしょにいて十五分と経っていねえのに、憎しみなんぞまるで消えちまって、あんたのことが、また元どおり好きになっている」「あんたといっしょにいるとき、おれが信じているのは、あんたの声なんだよ」
    ここには友情というだけに留まらず、神に対して背を向けようとしている人間の(それでも美しいものから逃れ得ず、背を向け切ることのできない罪人としての)告白の趣きさえあるように感じられる。
    次巻以降、2人の関係がどのように変化するか、もしくは変化しないのか、続きを読み進めたい。

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    投稿日:2020.05.15

  • 鴨田

    鴨田

    「貧しき騎士」の朗読前後の、A.M.D. A.N.D. A.N.B. N.F.B. の違いのくだりは、亀山さんの解説を読まない限り絶対に分からない。。。

    投稿日:2018.10.27

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