【感想】世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~

山口周 / 光文社新書
(431件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
198
148
39
8
2

ブクログレビュー

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  • 鼻炎治した医

    鼻炎治した医

    読む前
    エリート層は資産に余裕があるから美意識を好むのかと思っていた

    読んだ後
    サイエンス重視の経営の限界
    市場の変化
    法整備がシステムに追いつけないこと
    を挙げて内政や外交を担うリーダーのアートの要素が必要であることを説いている
    PCDAサイクルのplanを担当するリーダーにとって哲学/美意識/倫理観を養うことの重要性が分かった

    文章も要点を先行→後にその解説という構成で新書として読みやすい構成となっている
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    投稿日:2024.03.24

  • wendy0228

    wendy0228

    サイエンス(合理性)だけを追求するのではなく、「美意識」によって差別化を図ることの重要性を説いた本。

    確かにサイエンスの行き着く先は均質化(正解のコモディティ化)であり、それだけでは他社・他人との差別化を図ることができない。そこで、倫理・理性・信念とも言い換えることができる美意識を鍛えることにより、数値だけでは白黒をつけることができない事象に対しての判断力を養っていくことがこれからの時代により重要となる。

    着眼点が素晴らしく、非常に学びとなる本。一方で、著者の山口周氏のウンチクを随所に盛り込んでくるところが何とも好きになれない。本書の本質は冒頭の2割くらいに詰まっており、残りの8割は著者のうんちくがダラダラと語られているだけの気がして、冗長な感じがした。
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    投稿日:2024.03.23

  • fukudakicchou!!

    fukudakicchou!!

    ビジネスパーソンこそステレオタイプになっている
    システムの外にいる人にはシステムを変えることはできない
    まさに今自分が直面している課題を克服する言葉に出会えた一冊

    投稿日:2024.03.10

  • mooooe

    mooooe

    真・善・美を判断するための美意識を鍛える必要性がさまざまな面から語られていて、納得。狭い世間の掟を見抜き、人生を評価する自分なりのモノサシ、美意識を鍛えていきたい。より高品質の意思決定を行うために主観的な内部のモノサシを持つ。どうやって鍛えるか、の部分も納得!哲学をコンテンツから学ぶというよりもプロセスやモードから学ぶ、ということをもとに哲学の本も読んでいこう✊続きを読む

    投稿日:2024.03.03

  • ピッピ

    ピッピ

    「直感」と「感性」の時代⁈
    論理的•理性的なスキルに、
    更に美意識をプラスさせる!こと
    【「美意識」を全面に出して成功したマツダの戦略】
    がとてもわかりやすかったです。
    論理的思考が苦手な私としては、
    せめて、直感や感性を磨きたいですが、
    それには、
    自己認識=セルフアウェアネスも必要のようなので、毎朝のヨーガ(瞑想)を楽しんで続けながら、
    「真•善•美」を意識していきたいです♪






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    投稿日:2024.02.26

  • みー

    みー

    「美意識」とは「アート」の話かと思っていたら、「哲学、倫理」のほうが比重が大きかった気がする。

    脳科学の話は面白かった。「美しいもの」を見ると脳の前頭前野の血液量が増し、そこは意思決定の中枢に関わるという話。瞑想によって鍛えられるという。

    著者は美意識を高めるために重要なのは「見ること」だと述べているが、「見る力」をデッサンによって叩き込まれる美術大学からは、なぜエリートがあまり生まれないのだろうというのは気になる。
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    投稿日:2024.02.22

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